鳥取的“宮田♪なるのぶカレー”を作りたい(宮田♪なるのぶ)
投稿日:2015年12月20日


憧れの日本卓球界のエース、水谷隼がカレーになったぞ!

私は中学生のころから卓球をやっているのだが、最近こんな商品の存在を知った。卓球をやっていない人はあまり知らないとは思うが、日本卓球界を引っ張っている水谷隼選手のカレーである!

その名も「水谷隼カレー」(まんま(笑))。

早速購入して食べてみると、普通にうまい。それに感化されて、自分も「宮田♪なるのぶカレー」を作ることができるのでは?とインスピレーションが湧いてきた。

普通に作っても面白くないのでちょっとした縛りを作る。

➀「鳥取で有名な食材、もしくは鳥取県産のもの」を使用する。
②「宮田♪なるのぶカレー」なので宮田♪一人で作る。

普段は「食べる側専門」の私だが、今回はみんなが驚くような美味しいカレーを作ってやろう。ではスタート!

 

まずは材料選びから


梨、ブロッコリー、粘りっこ、カニ、大山豚、みんな大好き◯ーモンドカレー中辛

ただ「鳥取で有名なもの」というコンセプトで、カレーに合うかどうかということを二の次に考えて買ってきた材料を机に並べて、ちょっと不安になる。が、ここは意を決して作戦を立てる。

梨はすりおろし、カニは身を取って入れる。ねばりっこはいわゆる長芋でこれも鳥取で有名な食材。ジャガイモの代わりに入れてみる。大山地鶏が無かったので代わりに大山豚。

ブロッコリーは農家の友人(ぶっちゃけ門脇)から頂いた大山の恵み。そして秘密兵器。


エビせんべい。(鳥取名産「もさエビ」の代替品?)

これを砕いてパラパラ~とかけたら風味が出るんじゃないかなという淡い希望を抱いて購入。本当は鳥取名産の「もさエビ」の本物を入れたかったが、売っているのは鳥取産ではないエビばかりだったのでやむなく作戦を変更した。(後で気づいたけど、このせんべいも鳥取産じゃなかった…)。

 

下準備は大切…

ではまず、一番手間がかかりそうなカニを茹でるところから始めてみよう。今回用意したのは親がに。以前、親がに丼を作った際(私は欠席でしたが…)にもお世話になった、安くて美味しい鳥取の冬の味覚の代名詞である。


うまいカレーに生まれ変わらせてやるからな…

カニを茹でている間にほかの食材の準備を進める。包丁の扱いに関しては若干不安があるがドンドン行く。


ブロッコリーを切る。スポスポ切れて楽しかった♪

次は梨の皮剥きに挑戦。以前の利き梨選手権で挑戦した時とは違う進化したNEW♪なるのぶをお見せしよう!


と思ったのだが利き梨と全く同じ結果に…。手を切りかけるところも一緒

という訳で、今日私は一つの結論に達した。


皮は包丁でむくものやないんや。ピーラーにまかせればいいんや…

カニが茹であがったら、次はブロッコリーを茹でる。


型崩れしやすいので、先に下茹でして最後に混ぜる作戦(この作戦が後で裏目に…)

とりあえず、ブロッコリーはカレーと一緒に煮ると型崩れするぞという門脇のアドバイスに従って、先に下茹でした。その間カニの身をほじる作業をする。つまようじと箸を使って取り出していく。


20分かけて完了。もちピザの時も苦労したなあ

そして最後の材料であるねばりっこを切る。


写真では分かりづらいと思うが、その名の通りネバネバして切りづらい

切る時より皮をむくときのほうが滑って大変だった。動かないドジョウって感じ(この言い回しで伝わるかな?)。


切ってる最中我慢できなくなって、醤油をかけてパクリ。めちゃウマい!

それにしても、料理というのは、集中力を高めてくれる。来月に迫っている卒業論文の締め切りのことなど、綺麗さっぱり忘れてしまうぐらい集中してしまいそうである(先生ゴメンナサイ)。


いざ“宮田♪なるのぶカレー ”完成へ

そして、いよいよ、カレールーを作っていく。豚肉を鍋で炒めて、水を入れて煮込む。


満を持してカニを投入。お守り代わりに水谷隼カレーを近くに置いておこう

この時、「すごくカニの匂いがするなあ」と思いながら、あく取りをしてルーを投入した。本当はこのとき何かに気づくべきだったのだが、それは後の話。細かいことは気にせず、今度は隠し味の梨をすりおろす。丸々一個は多いので、半分切ってすりおろした


あとの半分はおいしくいただきました。つまみ食い多し(笑)

以前ねばりっこでイモもちを作ろうという企画に挑戦したのだが、ねばりっこを茹でるとドロドロになってしまった。そのことを懸念してブロッコリーと同じようにねばりっこも最後に投入することにした。


この子達は最後に投入!(一応、考えてはいたんです…)

さあ、ルーも完成したし、後のせ用の材料の準備も万端。一人でやったとは思えない手際の良さ(って誰も言ってくれないので自分で褒めておく)。後は、残りの材料を入れて煮込めば、“宮田♪なるのぶカレー”の完成である。

で、最終的に完成したのが…


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 © 小笠原 拓 2015