親ガニ丼、自作は高いか安いか?(てらがき@ゆき)

事の発端〜3,240円の親ガニ丼はお得なのか?〜

「親ガニ丼って知ってる?」すべては先生のこの一言から始まった。みんなは頭にハテナを浮かべている。どうやら、鳥取市内に親ガニのすべてをつめこんだ丼ぶりを出す店があるとのこと。写真をみると・・・コチラをクリック!

なんだこれはぁぁぁぁああああ!!絶対美味しいに決まってるやつだー!!!

興奮のあまり、フォントが大きくなってしまったが、それぐらいのインパクトなので是非とも見てきてほしい。さらに驚くべきなのが、これが3,240円で食べられるということだ!(鳥取市内「味暦あんべ」の場合です。(2015年2月現在)詳細はコチラ

いや待てよ?それって高いの?安いの?というかこれ何枚のカニで構成されているんだ?と疑問が・・・。そして先生のトドメの一言。「自分たちで作っちゃえるんじゃない?」かくして私たちは、親ガニ丼を自作する険しい道を辿ることとなった・・・。


Let’s!親ガニクッキング♪ 

今回の検証は、盛り上がりに欠けると後始末やなんやらが空しくなりそうだったので、当ゼミの忘年会(鍋パーティー)の余興として執り行うこととなった。これを(否応なく)見届けることとなったのが、ゼミの先輩、院生さんとその娘さんだ。

2014年12月某日・決戦の日。まずは買い出しに行く。ここで、親ガニを何枚買うかで迷う…。先生からは「8枚くらいでできるだろう」との御達しがあったものの、予算(鍋パ)のことを鑑みて、7枚にとどめてしまった。

人生で親ガニを一度にこんなに買うのは初めてでちょっと圧倒された。そして、基地(学部棟)にカニが無事到着。茹でたらひたすら解体作業。(以下、写真が若干グロテスクな点をお詫びします (^_^;) )

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小さい&細いので、身を出すのが難しい。

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 しかし、少しでも豪華な丼ぶりにしたいので、

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こんな小さな足先の身もほじくる。涙ぐましい努力。鍋をつくる・食べる・カニをほじくる…これを繰り返し。主に男性陣が尽力!!

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そしてこれが、戦いの勲章。

そしてついにいよいよ!親ガニたち(?)が生まれ変わる瞬間がきた。白飯の登場!

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 部位ごとに乗せていく。完成が見えてくるとみんなのテンションも上がってくる。

  

ゴールが見えてきた・・・盛り付けにも気を使う。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・        

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ラストスパート!カニの甲羅を飾って・・・

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完成~!!!

地道な作業からくる達成感からか、完成の瞬間は大いに場がわいた。記念に親ガニ丼を持って写真を撮った後、ありがたくいただいた。それで…

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彼が一番テンション高かった。(確かに今回一番頑張った。納得!!)


検証結果

  • カニ解体の労力+消費時間+後片付け を考えると、3,240円はかなり安い。今回使った親ガニ7枚=2,000円なので、ぶっちゃけ店で食べた方が賢いと思った。
  • 達成感と参加者の一体感はとても得られる。カニの身を黙々とほじくり返し続けた人ほど、食べるときのテンションも上がる。
  • 最初に検索してもらった本物の親ガニ丼に戻って頂くと・・・・・・クオリティの差に驚く。(できれば見なかったことにしてほしい。)


(おまけ)みんなの笑顔

     

頑張った男性陣!

     

卒論・修論で忙しい最中に付き合っていただいた先輩方とその娘さん(写真を載せる許可は頂いたのですが念のため)

 そして想像以上に満足感が写真にじみ出ている私(自分の写真を見て驚く!)

※残念ながら、メンバー中もっとも食いしん坊の宮田くん♪は所用のため欠席。後日写真を見せると相当悔しがってました(笑)。


 © 小笠原 拓 2015