来月、5月11日の土曜日に、とりぎん文化会館の小ホールにおいて、アフガニスタンに用水路を建設する活動で広く知られる中村哲医師の講演会が実施されます。
中村医師は、戦乱の続くアフガニスタンにおいて、医師として主にハンセン病患者の治療活動を行うだけでなく、干ばつに晒される現地の人々を水不足から救うために、用水路の建設に携わってこられました。中村医師が建設した用水路によって、広大な土地が農地として再生し、数十万の人々が再び農業で暮らしていけるようになったと言われています。さらに詳しい情報が知りたい方は、youtubeで「中村哲 アフガニスタン」で検索してもらえれば、彼のことを詳しく紹介した動画が上がっています。是非一度、見てみてください。
実はこのイベント、私の大学時代の恩師とその奥様が、個人的なツテだけを頼りに独力で（どこからもお金は出ていないので、全くのボランティアです）開催にこぎつけたものです。そういうこともあって、個人的にお手伝いさせて頂いているのですが、恩師の心意気に賛同して、多くの方々がボランティアとして、ビラ配りなどの広報活動のお手伝いを（これまた無償で）なされています。
中村医師の活動自体もの凄いスケールのものなのですが、個人的には、こういった企画に賛同し、ボランティアとして関わる多くの方々が鳥取におられること（しかも楽しそうに仕事をされること）にも、大変心打たれています。ぜひ、多くの方々に（私の恩師は「特に若い方に来て欲しい」とおっしゃっていました。）講演を聞きに来て欲しいと思っています。
講演に先駆けて、現地の様子を捉えた写真展も行われます。お時間のある方は、是非とも参加してみて下さい。
