なかなか出られない

外出する際、よく玄関でもたついてしまう。大抵は忘れ物だ。持って出るのを忘れたり、するべきことを忘れてたり(戸締りとか)、しているはずのことが気になったり(冷蔵庫をちゃんと閉めたかな?とか)…

一旦外に出てからも、結構そういうことがある。運転し始めてしばらくして、鍵を閉めたかどうかが不安になるのだ。「不安になるぐらいなら、ちゃんと出るときに確かめろよ」と自分でも思うのだが、気がつくのは、大抵、運転し始めてからだ。

だから、なるべく持ち物や行動パターンは同じになるように心がけている。例えば、財布はなるべく胸ポケットに入れておきたいので、コートやジャケットを着ることが多い。僕の普段の服装が、毎日あんまり代わり映えしないのは、そのためだ(言い訳?)。

とはいえ、すべての行動をパターン化できる訳ではない。というか、実はパターン化すること自体、心がけているものの得意ではないので、結局うまくいっているとは言い難い。

沖縄ほどではないのだろうが、鳥取も「鳥取時間」などと言われて多少のんびりしたところがあるので、何とか生活できているような気がする。


 © 小笠原 拓 2015