手を動かせば意外と書ける

最近は学生たちの記事作成の勢いが凄いので、私も負けずに記事を書いている。そこで一つ気がついたことがある。「手を動かせば意外と書ける」ということである。

先日、あるイベントに参加してきたのだが、正直、参加はしたものの、記事に書けるかどうかは、ちょっと微妙という印象であった。というか、もっと正直に言えば、記事にするのは難しいと感じていた。

ただ、イベントに行ったこと自体は事実なので、学生たちに報告をしようと、撮影してきた写真をGoogleドキュメントに貼り付けてみた。ついでに、「はじめに」と「あとがき」だけを簡単に書いてみた。

するとどうだろう。スルスルと途中の記事の内容も浮かんできて、しばらくしないうちに1本の記事が完成してしまった。全く予想をしていなかったので、自分でも驚いてしまった。

そこで思ったのが、先ほど言った「手を動かせば意外と書ける」ということである。写真をGoogleドキュメントに貼り付けたことで、何となく記事のイメージが掴めて、一気に書き上げることができたということである。

そういえば、似たような体験はこれまでにも何度か経験がある。論文などで煮詰まっていた時も、とりあえず手を動かして目次だけでも書いてみると、意外と作業が進んでいくようなことが、これまでにも確かにあった。

これを読んでいる大学生で、レポートや卒論に悩んでいる人もいるかもしれない。そんな時は、とりあえず何でもいいので、「手を動かす」のがオススメである。きっと、打開策が見えてくると思うので試してほしい。


 © 小笠原 拓 2015