サイト名について

もし鳥取県外の人がこのサイト名を見ると、何のことかよく分からないかもしれないので(ひょっとしたら県内の人もよく分からないかもしれない)少し解説をしておきたいと思う。

私の授業で、「大学生になって、自分の話している言葉が方言であること(他の地方では通じないということ)について驚いた経験を書いてください」という課題を出すと、決まって「腸感冒」と書く学生がいる。

「腸感冒」とは漢字を見れば分かるように、ウィルス性のお腹からくる風邪のことを指しているいるのだが、この言葉が鳥取では当たり前のように使われるらしい(島根と他にもいくつか使う地域があるようだ)。

どれぐらい当たり前のように使われるかというと、学校の先生が「最近は腸感冒が流行ってるから体調に気をつけて」と「学級だより」に書いたり、学生に「昨日はなぜ欠席したの?」と聞くと「ちょっと腸感冒で」と真顔で答えたりするぐらい当たり前に使われるらしい。

しかし、大学は他の地域から来た人も多いので、「ちょっと腸感冒で」と言っても、キョトンとされることが少なくない。医学的にはあるのかもしれないが、日常語としてそんな言葉を使うのは、少数派だと思う。

という訳で、「鳥取らしさ」を表現しようという意図から考えられたのが、「腸感冒は方言です!?(仮)」というサイト名である。ちなみに、「腸感冒」という言葉がなぜ鳥取で当たり前に使われるようになったのか、という点については、まだよく分かっていないので、いずれ調べてみたい。


 © 小笠原 拓 2015