チヤホヤされたい若者は用瀬で雛を流すべし‼︎(小笠原拓)

学生たちがやたらとチヤホヤされる

そうこうして、学生たちとイベントを満喫していると、さらに周囲から様々な声をかけられるようになった。「どこからきたの?」とか「あっちにいくとお汁粉をタダでもらえるよ」とか、いろんなことを話しかけてくれる。

よくよく考えてみると、平日の午前中ということもあり、私の周囲だけ(もちろん私を除いて)妙に平均年齢が低いのである。そんなこともあって、学生たちはやたらとチヤホヤされていた。

  
顔ハメがあったのでつい調子に乗って・・・

 
嬉しくなって学生たちにやらせて遊んでいると・・・

 
「綿菓子作ってみない」と誘われる… 

  
てらがき、苦戦中!!

 
ポン菓子の手伝いに指名されたり・・・

  
「ボン!!(と物凄い爆発音!!)」 この後、周囲は煙で真っ白に。

後で聞いたところによると、ほぼ同じころ、このすぐそばで、某タレントさんが流し雛作りにチャレンジしていたらしい。しかし、そんな某タレントさんの頑張りもかすむほどの学生たちのチヤホヤされっぷりであった。(ちょっと言い過ぎました。スミマセン(笑))

写真を撮っているのは私だけではなかったようで、周囲の人がいろんなところでカメラを学生たちに向けていた。ノリもよいので、「良いシーンが撮れた」といった感じだったのかもしれない。

  
自分たちで作った綿菓子にご満悦の学生たち。


「雛流し」で注目度はピークに

いよいよ、イベントのクライマックス「雛流し」である。川に流すための小さな雛人形を購入し、そこに願い事を書いた紙を挟んで会場に向かう。そこで、周囲のチヤホヤぶりはピークを迎えることになる。

 
ここは真剣に願い事を書く。

 
見よ!このカメラマンたちの数を!

会場では、多くのカメラマン(多分、報道のカメラもあったはず)がシャッターチャンスを狙って待っていた。地元の新聞なんかに載ってしまったりするんだろうか?とはいえ、ひるんでもいられない。

学生たちも、ちょっとしたモデル気分を味わいながら(多分)人生初の流し雛に挑んだ。

   
まずは4人でポーズ!!

 
雛人形を流す学生たち。後ろのカメラマンたちがシャッターチャンスを狙っている。

 
周囲からの声に押されて・・・「願い事をするポーズ!!」

ちなみに門脇君によると、流した雛人形は川下でキャッチして回収していたそうだ。(そりゃ、やたらに流してゴミになるのもどうかとってことですよね・・・)

とはいえ、学生たちは、「雛人形」と「おもてなし」、さらには、ちょっとしたアイドル気分も満喫して、大満足でイベントを後にしたのであった。

 

まとめ~チヤホヤされたければ午前中が狙い目!~

途中でも書いたように、このチヤホヤされっぷりは、やはり平日の午前中で、他にライバルがいなかったことが大きい。(学生たちが妙にノリが良かった点も、少しはあるかもしれないが・・・)

この記事を読んで、もし来年、このイベントに参加してチヤホヤされたいなと思った若者は、是非、午前中に行くことをお勧めする。多分、午後になると、本命である小学生がたくさんやって来るので、周囲の注目は一気にそちらに向くはずである。

とはいえ、もしチヤホヤされなくても十分楽しめるイベントなので、鳥取に住んでいる方もそうでない方も(当日は特急が臨時停車します)是非一度、足を運んで下さい。

   
多分、本命はあの子だな(笑)


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 © 小笠原 拓 2015