「鳥取大学散歩道」を歩いてみてわかったこと(小笠原拓)

古墳はもう一つある

で、よく見ると標識に「三浦古墳」の文字。大学構内の古墳って二つもあるのか。というわけで、こちらも見に行く。またしても、森の中を進むことに。そして…


分かりにくいけど、これが三浦古墳。


証拠の看板。もともとこのあたりには多くの古墳があったことが書かれている。

森の中に突如現れる古墳は、何とも言えない静けさがあって、ちょっと落ち着く雰囲気だ。少し涼しくなれば、ベンチでも置いて読書をするのによい場所かなとも思う。

ちなみに、三浦古墳への道は、散歩道的には脇道のような扱いになっている。大熊段古墳へ向かうの道以上に「うっそうとした森」という感じで、森林浴などが好きな人にはオススメである。(但し虫には注意!)


いかにも「森のなか」という感じ…(何度も言うが大学構内である)


農学部から工学部、そしてスタート地点へ

後でわかるのだが、この三浦古墳への道あたりで、全行程のほぼ半分ぐらいの場所であった。その後は、地域学部に所属している人間にとっては、あまり行くことのない場所へと進んで行くことになる。


動物病院はここにあるのか…


リュウゼツランでかい!(基準がわからないから何とも言えんが…)


発電機用のプロペラ(研究用に寄贈されたようだ)


大学のこっち側にはあまり来ないな…(地域学部は写真の奥側)

見慣れない場所で色々な発見があるが、大学のかなりの部分を歩いてかなり疲れてきた。体力的にもそろそろ終わりに近づいてほしいところである。

ただ、実は歩き始めた際、標識の②番から歩き始めたので(それが大熊段古墳への道を示すものだった)この散歩道のスタート地点が良く分からない。一体、スタート地点はどこにあるかと探しながら、歩いていると…


あった!標識番号①

要するに、正門のすぐそばにある大学構内の地図の横がスタートだったのだ。まぁ、普通に考えればそういうことになるよな。という訳で、ごくごく当たり前の結論になってしまったが、とりあえず、鳥取大学散歩道を無事に一周することができた。


まとめ


たぶん、散歩道のルートはこんな感じ

所要時間はおよそ1時間。実際に歩いてみて分かったのは、湖山キャンパスが思った以上に広いということだ。あと、自分が通っている大学について知らないことが予想外に多いということも(古墳が二つあるとか)、改めて確認することができた。

この日は結構な晴天だったが、日陰も多いので、水分補給さえしっかりとしておけば、いい運動になるのではと思う。せっかくなので、自分たちのキャンパスがどうなっているのかを知るという上でも、一度、ゆっくり歩いてみてはどうだろうか。

個人的には、大学構内にまだまだ静かな読書スポットのような場所がありそうだということが分かったのが収穫だった。もう少し涼しくなったら、改めて散策してみたい。


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 © 小笠原 拓 2015