歩き回れる鳥取(小笠原拓)
公開日:2022年6月1日


ず〜っと歩き続けられそうな道…


とにかく痩せねば!

体調不良のことを何度か記事にしてきた(コレとかコレ)が、未だに症状は続いている。そして、その二次的な影響として大変困っているのが体重の急激な増加である。(痩せたら同情されるのに、太るのだから、なお困りものである。)

体調不良以前、体重は現在より約15kgから20kgほど少ない状態であった。体調不良状態になってから、あれよあれよという間に体重が増えていき、一時期は90kg(!)を超えてしまった(ちなみに筆者の身長は173cmとごく標準的なものである)。


今回はウォーキング中に撮った道の写真を中心に挙げていきます。

去年の夏には、担当医の一人から「このままだと症状に関わらず、肝臓病や糖尿病になってしまうので、何とか痩せてほしい」と強く言われた。以来、食事や運動(といっても体調が悪いので出来ることは限られる)で何とか痩せようと努力しているが、なかなかうまくいかない状態が続いている。

ただ、最近、少し症状が和らいで朝から妙なやる気だけあるので、とにかくウォーキングを続けてみようと決意し、実行に移すことにした。


鳥取東照宮に続く道…(指が写り込んでいる)


妙なやる気の正体

ちなみに「朝から妙なやる気がある」と書いたが、最近まで朝は体に力が入らず、起きるのが精一杯という状況であった。起きて、何とか食べ物を摂取して、さらに血糖値が上がって眠くなるという感じで、ほとんど何もできない日も少なくなかった。

ではなぜ最近は朝からやる気があるかというと、ほとんど夜寝ていないからである。睡眠薬を使って夜12時に就寝したとしても、3時頃には起きてしまう。しかも起きると強烈な空腹感があり、とてももう一度眠るなんてできない。


川沿いの路地も歩くにはイイ!

仕方なく料理などの家事をして(だからお弁当も手作りだ。このことについては、後で触れる)強烈な空腹感を紛らわせつつ、時間をやり過ごしている。新しい薬が効いたせいか、気持ちだけは前向きで、いそいそと家事をこなしている。

薬は自律神経の働きを和らげるために飲んでいるのだが、結局は精神科の薬なので気分に影響する。その結果どうかは分からないが、体力はないのに気分だけは前向きという妙な状態が続いている。


こんな景色に遭遇することもある。


歩くべき場所は色々ある

実は去年の今頃もウォーキングを続けていたことがある。ただ、その時はその後体調がさらに崩れて2週間足らずで止めてしまった。今回は3週間以上続いているので、1年経って少しは体調が改善していると見てもいいのかもしれない。

実際、鳥取には自分の自宅周辺だけでもウォーキングに適した場所は色々ある。(これがこの記事で一番言いたかったことだ!)どうしても普段は自家用車を利用して生活をしているが、その気になれば、買い物に行ったりランチに行ったりする場所だって、歩いていける距離にある。


鳥取の中でも最も好きな風景(とベンチ)の一つ

ウォーキングを行うのは主に朝(時々夕方に距離を追加したりもする)なので、車も少なく、空気も清々しい。少なくともこの3週間は、雨も少なく、色々な場所で、気持ちよく歩きまくっている。

お気に入りは樗谿公園周辺だが、それ以外にも鳥取駅の南側にある川沿いや、自宅近くのスーパーやパン屋へ向かう道もオススメである。まだ行っていないが、近いうちに賀露の海岸なんかでも爽やかに歩いてみたいなと密かに考えている。


エモい風景??


ウォーキングを支えるアイテム〜歩数計・イヤフォン・お弁当〜

日々の歩数はスマホの歩数計で管理している。平均で約1万歩程度。これだけ見ると、なかなかの成果だと思う。実際、歩数計で歩数を管理し始めると、歩数が可視化されるせいか、むしろ遠回りしてでも歩数を稼ごうとする自分がいる。人間は不思議なものである。


ここ3週間で最もで歩いた日。距離は驚きの12km越え!

歩いた歩数を伸ばしてくれているもう一つのアイテムが、歩いている最中に音楽を聞くためのイヤフォンである。実際には歩きながら英語の学習や本の朗読を聞くなどすれば時短になるかなと思って買ったのだが、今の所、専らサブスクで音楽を聞きながら歩いている。

若い人の音楽を聞いてちょっと勉強してみたり(大学教員も若者の話題についていく必要に迫られる時があるのだ!)、学生時代に聞いた懐かしい音楽を聞いたりしながら歩いていると、30〜40分程度であれば、あっという間に時間が過ぎていく感じである。40分歩けば、だいたい4000歩くらいは歩けるので、思ったより距離を伸ばすのは難しくなかったりする。


スマホと骨伝導イヤホンはウォーキング必須?(スピッツの「ロビンソン」懐かしい〜♬)

さらに歩数を伸ばす決め手になっているのが、お弁当である。先にも述べたように、朝(というか真夜中)は強烈な空腹感を紛らすために料理をして、なんとか時間をやり過ごしている。結果として、朝と夜だけでは食べきれないほど料理ができてしまうので、結局手作り弁当が爆誕!してしまうことになる。

折角なので、弁当は湖山池のナチュラルガーデンや布施にある運動公園周辺など外で食べるようにしている。その結果、食べる場所までの距離を歩くことで、歩数を増やしているのである。ちなみに、とっとり出合いの森でお弁当を食べたときには、おかずの一つを鳶に攫われるという貴重な経験(?)にも遭遇した。以来、お弁当を食べる際には、屋根のある場所で食べるように注意している次第である。


ある日のお弁当。中々のものでは?



ところで体重は減ったのか???


歩きながら滝に癒される…

ところで、1日1万歩、3週間もウォーキングを続けたといったら、読者の皆さんは筆者がさぞかし痩せたとお思いになるかもしれない。しかし現在の筆者の体重は88kg前後。実際のところ、ほとんど痩せていないのである。

別に歩いた分食べすぎたからとか、ストレスで飲酒に走ってしまったとか、そういうオチがある訳ではなく、単に痩せない。食べ物はどちらかといえば減らしているし、お酒もほとんど飲んでいない。規則正しい生活をして(寝てないけど)、1日1万歩も歩いているのに、せいぜい3週間で1kg程度しか痩せていない…イヤハヤ( ´Д`)=3


花にも癒やされる…

まあ、何となくよい習慣が続いている感じがするのは、個人的には悪い気はしないので、何とか続けていこうとは思っている。ひょっとしたらあと数週間で奇跡が起こって突然、体重が減り始めるということがないとも限らないだろう(それは無理か…)。

奇跡が起こるかどうかはともかくとして、こうして少しずつ体調の改善に努めています。今度こそは、体調不良とは無縁の記事にしたいと思いますので、今後とも宜しくお願いします(笑)


散歩途中で見つけた喫茶店。今度行ってみよう!





 © 小笠原 拓 2015