
はじめに
5月3日(土)。ゴールデンウイーク後半と言われているこの世の中。私はまだ始まったばかり。連休初日のこの日は車で神戸へ向かった。
きっかけは車所有者(以降運転手と呼ぼう)がゴールデンウイーク中日帰りでどっか行かないかとのお誘い。最初は城崎の水族館の予定だったが、この際ちょっと遠くへ行こうということになり、神戸にした。
鳥取→神戸
概要は以下の通り↓(文字が見えにくくて申し訳ない…)

姫路を通り、加古川を通過する方法で今回は向かうことにした。鳥取大学から姫路付近まではバイパスを駆使し(限界大学生なので)、姫路付近から有料区間で目的地の須磨まで行った。お値段は480円とわりと安く行くことができた。
当初は朝8時に出発、10時30分ごろ神戸須磨シーワールド到着という予定だった。
いざ出発
起床時間が遅かったが、何とか8時に私の家を出発。運転手の雑学を聞きながら神戸へと向かう。
車の話、バイトの話などしてくれたが、特に車の話は専門的な用語が多すぎて「へー」「はえー」「すごー」「知らんかったぁ」などという返事しかできなかった。ごめんね、運転手。
一方自分の話はというと……、何話したか覚えてないくらい多分何も話していない。話題を絞り出すこと大事。もっとできるようになりたい。
そんなこんなで途中で道を間違えるというアクシデントが発生。運転手が「間違えたあ、自分なんしとん」とか言いながら何とか戻り、正規ルートを通ったため予定より何分か遅れてしまった。
ここまで来てマックかい…
ぺちゃくちゃおしゃべりしていると朝急いでいて朝食を抜いていたことを思い出し、お腹がすいたねぇという話になる。姫路付近(加古川だったような気もする)でガソリンを入れるついでにマックへ。
あまりお腹がすいていなかった私はサイドメニューのサラダを、運転手はチキンタツタを頼んでいた。膝にたくさんキャベツをこぼしてた。私はそのキャベツを食べていた。
明石で7~11㎞くらいの渋滞に巻き込まれた。到着時間が30分ほど遅れ、11時頃神戸須磨シーワールドの駐車場に。水族館に入れるかなと思っていたら事前にチケットを買っていなかったせいで当日券を購入、入館は14時以降なら入館できるという風に表示されてしまった。
お散歩
DAY(14時入館)かトワイライト(16時入館)で迷い、せっかくなら早く入ろうということになり、DAYのチケットをその場で購入。今度は早めに買うようにしよう。
さて、3時間くらい暇になってしまった。どうしようか。まあまずは近くの海見るか、となり、車を降りて浜辺へ向かう。
きれいな海
水が綺麗ですてき。神戸港かと思って後日調べてみると大阪湾って書かれてた。ここ大阪湾なんだ。(編集者注ーおそらく須磨港近辺の海だと思います。確かに大阪湾といえば大阪湾になります(笑))
何か道しるべ的なのがあった
海岸を歩いた後は、お散歩をすることに。ここで目的地を神戸市立須磨離宮公園にした。調べてみると徒歩約20分。約1㎞。Google先生の言葉を信じて歩き始める。
みたらし団子おいしい
歩いていると途中で1本150円で売っているみたらし団子を発見し即座に購入!
お醤油の味がしっかりしててお団子も柔らかく、凄くおいしかった。さすができたて。あったかかった。店員の年配の方の対応も丁寧で好感がもてた。
可愛い絵本いっぱいのお店
さらに歩いていると「山陽電車 月見山駅」という駅のほぼ目の前に小さな本屋さんを発見。絵本だけに特化した本屋さんのようで、絵本が好きな私は引き寄せられるように入店。
懐かしい絵本から知らない絵本までおいてあった。ご飯系の絵本が多く、私にはただの飯テロ絵本にしか見えなかった。
何か買った方がいいかなと思いながら見たが、特にほしいものが思いつかずに経営されている笑顔が素敵なおばあさんに頭を下げて礼を言い、店をあとにした。
神戸市立須磨離宮公園

Google先生は20分と言っていたが、いろいろ寄ってしまったため、40分くらいかけて目的地である神戸市立須磨離宮公園に到着!
坂道が多すぎて足が棒になってしまった。めっちゃ疲れたので、体力をつけたいと思った。入園料は400円と安い。お花が好きなので早く見たくて駆けるように入っていった。
大道芸をしている年配のおじさんもいた。こどもたちが群がっていた。私たちもちょっとだけ見て、「すげー」と言いながらお花を見に行った。

旬のバラが最初にお出迎え。これからが季節のアジサイも植えてあった。春はお花がたくさんあっていいなー。どのお花もきれいだし可愛い。
上の画像の右下の写真は、コチョウランらしく、この色のコチョウランはここにしかないとのこと。珍しいものを見て感動。紫色が凄くきれい。
園はだいぶ広かったのでここでまた歩いた。好きなお花に囲まれて歩いていたので、疲れは感じなかった。季節ごとにこういう庭園には行ってみたい。
40分くらい滞在して、14時入場にしている神戸須磨シーワールドに向かうことにした。次は早歩きで向かったため、20分くらいで到着。
神戸須磨シーワールド

14時ちょっとすぎ。神戸須磨シーワールドに到着!念願の水族館!いざ入館!
入り口のゲートはQRコードをかざすようになっててあまりにも現代的すぎると思った。私の記憶は1人1人チケットをそのゲートにいるお姉さんかお兄さんに見せていくスタイルしかなかった。
お昼前に行った海岸から近いところにある水族館。ゴールデンウイークということもあり、凄い数の人がいた。家族連れが多かった。
この水族館は2024年6月1日にリニューアルオープンしたばかりらしい。まだ開館して1年も経っていない。「学び」と「遊び」をコンセプトにした水族館で、学びながら生き物を見ることができる水族館となっているらしい。作りもすごくきれいだった。
入館してすぐにオルカショーとイルカショーを拝見。これらのショーにはオルカスタディアムとドルフィンスタディアムとちゃんと専用の施設が備えられていて、本格的。
雄大なシャチ
オルカショーでは海洋生物の生態系の頂点に君臨する海の王者シャチのショーが行われた。時間ギリギリで入ったため、立ち見となった。それでも近くの方までシャチが来てくれた。とにかく体の大きさにびっくりした。めっちゃ大きい。さすが海の王者…!!貫禄がある。
ショーの途中でシャチは「キュイー」という声を出した。体めちゃくちゃ大きいのに声高くてかわいいのは反則です。かわいすぎます。虜になってしまった。いわゆるギャップ萌えというやつ。
安定の素晴らしさと可愛さ
次に見に行ったのはみなさんおなじみのイルカショー。素早い動きでプールを駆け回る。途中で手や尻尾を振ってくれて、無意識に私たち人間も手を振っていた。とにかく可愛い。そういう行動は可愛すぎます。私は常に「可愛い~」と言い続けていた。イルカってなんであんなに可愛いん????
ショーが終わった後に館内の生き物たちを見に行くことにした。

アザラシ(左)とオオサンショウウオ(右)。どっちも大きい。
印象に残っている生き物たちをピックアップする。
まずオオサンショウウオ。生きている姿で見るのはあまり機会がないはず。のんびりしていた。ときどき手を動かせていた。他の人もオオサンショウウオをじっくり見ていた。チンアナゴもニョキニョキしていて可愛かった。安定の可愛さ。
館内のアザラシコーナーでは泳いでいる様子が見られなかったため、何をしているのだろうと屋上に行くと、3頭いて、その3頭とも寝ていた。日向ぼっこしながらお昼寝かな?ボテッとした体が地面についていて、とてもかわいかった。寝返りうとうとしてるのに寝返りできてないの可愛すぎ。
ペンギンは、マゼランペンギンという種類だったようで、初めて見た。何個か部屋みたいなものが設置されていて、その部屋の中では卵を抱えているペンギンもいた。ペンギンの歩き方可愛くて大好き。
海の生き物は可愛いと思いながら、17時頃水族館を後にする。
きちんとお土産も購入。人が多すぎるし、駐車料金のことも気にしながらだったのであまりお土産が買えなかったのが心残り。
神戸→鳥取
帰りは、途中まで一般道を通って帰った。明石付近の海沿いを通った。海と夕日がきれいだった。
夜もハンバーガーかい
夜ごはんはどうしようという話になり、運転手が朝から「バーガーキング行きたい」と言い続けていたので、バーガーキングのあるちょっとしたショッピングモールへ。
私はバーガーキングが初めてだったので、注文の仕方もよくわからず、運転手のおすすめのメニュー「ワッパー」を注文。チーズが苦手であるため、こういうファストフード店に行くことを避けていた(どのバーガーにもチーズが入っていると思い込んでいた)が、そういうお店ばかりではないことを知るきっかけになった。
とにかく注文したワッパーがおいしすぎた。野菜がたくさん入っていて、野菜好きな私にとってはご褒美でしかない。セットで頼んだポテトもおいしすぎた。ぜひ鳥取市に1店舗ください。
運転手は脅威的な胃を持っているため、ワッパーセットをもう1つ頼んでいて、そのもう1セットは帰りの車の中で味わっていた。私はそのセットのポテトを時間かけて食べた。なんでそんなに胃袋に入るんだろう…?底なしの胃袋に驚く。今度はレタスを膝の上にこぼしていたが。
時刻は20時30分ごろ。あたりは真っ暗になっていた。
帰宅~おわりに~
帰り道は私が爆睡をかましていたため、気づいたら鳥取についていた。22時30分、自宅に到着。そんな感じで私のゴールデンウイークの初日は終わっていった。
須磨の海の綺麗さと、公園の花の美しさ、かわいい本屋さんとみたらし団子、そして何より水族館の海の生き物たちの美しさと可愛さに癒された休日だった。ついでに言うと、個人的には、運転手の胃袋事情とキャベツ&レタス事情が気になった。
次の旅もまた記事にしよう。