QRコードは手書きでも読み取れるのか(深田真由)
公開日:2025年7月27日

はじめに

日常的によく目にするQRコード。そんなQRコードは、手書きでも読み取れるのか、誰もが一度は考えたことがある、、んじゃないかな〜と思う。そこで勝手に皆さんの期待に応え、私がやってみることにした。何時間かかってもやってやろうじゃないかと意気込んだ。


QRコードを探す


検索して手ごろなQRコードを探します。

まずは手ごろなQRコード探し。せっかくなら鳥大に関わるものが良いかということで、「鳥取大学 QRコード」🔍で検索すると、とあるサイトのQRコードが出てきた。(どんなサイトかは現時点では秘密であるが、この記事の鳥取要素はここだけある(笑))

画像を拡大してマス目を数えてみる。すると25×25マスだった。ついでに調べてみると、どうやらQRコードは最低21×21マス、最大177×177マスで構成されるらしい。それならば25×25マスは比較的作りやすそうだ、よし、採用!


方眼紙も定規もなしで作っちゃいます

QRコード作りで一番大切なのは1マス1マスが等しい面積の正方形になること(知らんけど)。だが、あいにく私は方眼用紙を持っていないので、罫線の引いてあるルーズリーフを使うことにした。


ーズリーフでもできるはず!

困ったことに定規も持っていなかったので、いらない紙を定規代わりにしてやってみる。とりあえず大枠の線を引いて・・・


定規ぐらい買いなさいと怒られそうだが…

25×25マスになるようにボールペンを走らせた。よく見ると歪な線もあるが、、まあ良し!!


何とか25マス×25マスのマス目ができた!


ひたすらマス目を塗っていく

マス目が作れたので、早速本物を見ながらシャープペンシルで塗っていく。

まず手を付けたのは隅の四角。なぜQRコードにはこの四角があるんだろうとか考えながら塗っていくと、なんだかそれらしくなってテンションが上がる。若干個体差があるような気がしなくもないが、いったんスルーして中の細かいところを塗り始める。


QRコードといえば、このよく分からない四角形

早々に一つ一つ丁寧に塗りつぶしていてはきりがないと気付き、とりあえず塗りつぶすマス目全てに印をつけることにする。なんだかマインスイーパーをやっているような気分になった


塗らなければならない箇所に印をつけていく

印をつけ終えたので、ひたすら塗る!!小学生のときの、ひたすら漢字の練習をして指が痛くなるあの感じがよみがえってくる。休憩しつつ塗り進めていくと、徐々に完成が見えてきた。


とはひたすら塗るだけ

と言うことで、思い立ってから一時間程度で完成した。多少塗りムラはあるものの、本物と比べても遜色ない気がする。一応塗りミスがないか確認して終了!


とうとう完成!


果たしてスマホは手書きQRコードを読み取れるのか?

しかし、本題はこれからである。果たしてうまく読み取れるのか・・?割と適当にやったため無理かなぁという気持ち8割、期待2割でスマホをかざしてみるが、反応はない。


う~ん、なかなか読み取れないな…

うーん、やっぱり厳しいのかなぁぁ、もうちょっと丁寧にリベンジするかー、とか考えながらスマホを遠ざけたとき、、!!!


オオッ、リンクが出た!読み取れた‼

リンクが出た!!!!え!!!できるじゃん!!!!そのままリンクを押すと、全然違うリンクが出ることもなく、本物と同じサイトに飛ぶことができた。(ちなみにリンク先のサイトからは一切お金などはもらっていないので、ご安心ください。)


まとめ

多少の線の歪みやはみ出しには目をつぶってQRコードを作った。そのため割と雑な仕上がりになったにも関わらず、思いのほか簡単に読み取ることができた。長期戦を覚悟していただけになんともあっけない結末になり、戸惑いしかなかった。

ちなみにゼミで発表したときには、なぜこんな根気のいることが簡単にできたのか、先生や他のメンバーに不思議がられた。とはいえ、出来てしまったから出来てしまったとしか言えないというのがホントのところである。

読み取るのには多少時間がかかるが、この画面上でもQRコードを読み取ることができるので、気になった人はぜひ私と同じ感動を味わってみてほしい。(鳥大に関係あるサイトが出てきます。)

ところで、QRコードは無数に存在する。そのため次は「適当に塗っても何かしらのリンクに飛べるQRコードになる」という説を検証をしてみたい。


 © 小笠原 拓 2015