夜の鳥大で50m走したら転んで知らん人と目があった話(松本望佑)
公開日:2025年5月15日

はじめに

春休みから夜に散歩することにハマっており、この日は大学内を散歩しようと考えていた。大学内を歩いているとふと誰もいない広場が目についた。夜の大学は雰囲気が違っていて、なにか面白いことをしたい気分に。


突然の「走りたい!!」欲求。。。

突如「走りたい!!」という欲望が現れ、走ることを決心した。しかし、普通に走るだけでは面白さを感じないため、50m走を測ってみよう!と謎の決心を。深夜テンションMAXの私はそれでも物足りないと思ってしまった。

そうして謎の思考をしまくった結果、前向きと後ろ向きで走ったときどれぐらい差が現れるか考えてみることに!さて結果はいかに??


まずは腹ごしらえ!

お散歩する前にはしっかりエネルギー補給!まぐろ、炙りエビチーズ、豚塩カルビ、、、はま寿司で好きなものを食べて、テンションも体力もMAXにしてからいつものウォーキング。

全力で挑むには、全力で食べる必要がある。(なんやそれ)この時はまだこの先に起こる盛大なハプニングのことなんて想像していなかった。


この時が実はテンションマックスでした…


すべての始まり


夜の大学構内。私だけの世界である…

大学内にはだれもいない。広々とした広場を見た瞬間、「走らなあかん」と謎の決意をする。(⇦なんでやねん)夜の大学構内には、私だけの世界が広がっているのだ。すべての準備は整った。いざ出発!


スタートのポーズも決まってるのでは???


実際に走ってみた


この瞬間はまだ「イケる!」と思っていた…

勢いよくスタートを遂げると思いのほか走れたため、「あれ案外早いんじゃね、まだまだ現役やわ」と謎の自信。しかし、たぶんこれがあかんかった(⇦関西弁)


盛大にコケる!!

「あ、やば」と思ったころには目の前には草草草。とりあえず思考停止。顔を上げると、農学部棟から人影が、、、あまりの恥ずかしさと突然の出会いに脳内に嵐の「Love So Sweet」が流れかけたが、お互い無言でその場を立ち去る。もうとにかく早くその場から逃げたかった。


逃げたい!逃げたい!逃げたい!


さて実験はどないしよか

しかし、ここでなぜ走ることにしたのか本来の目的について忘れてはならない。皆さんはすっかり忘れているかもしれないが、この挑戦の目的は、前向きと後ろ向きで走ったときではどのくらい差があるのかを調べることである。

とはいえ、私は盛大にこけたことがトラウマになり、「もうむりや」と断念。この実験は行えないと思った矢先、ちょうどいい人がいることに気づく!!我らがカメラマンがいるではないか!ということで、急遽、カメラマンに実験に挑戦してもらうことに。さあ走ります!さて結果は?


前向きで走ったとき


後ろ向きで走ったとき

結果は約2秒差であった。「人は後ろを向いては生きていけない!」ということを意味しているのかもしれない。なんか深い?学びのような教訓のようなものを得て、無事に実験は終了した。(無事といえるか???)


またまたハプニング!?

ようやく本来の目的も果たし、帰ろうとした矢先ある事件が!「待って、私のスマホは?」「返さんかったけ?」「え、、、、?」

カメラマンに預かって貰っていた私のスマホが行方不明になったのだ。とりあえず辺りを見渡してみたが、スマホらしきものはない。電話をかけてみると広場の真ん中で光り輝くものが!!


あった!

無事私のもとへ生還。私がカメラマンを走らせてしまったために!いや、まず、そもそも私がコケていなければ、カメラマンを走らせることもなかったのだ…改めて悪循環というものについて学ばせてもらい、本日二つ目の教訓を得ることができた。


夜のキャンパスで得た教訓

・夜の全力疾走は予期せぬ出会いを生む(そこはら発展するかどうかは別にして…)

・転んでも何かを得る(貴重な教訓を二つも得ることが出来ました。)

・次回はもっとちゃんとした準備運動をしてから挑戦します!(これが一番大事かもしれない)



帰り道で見かけた桜に感動、、、

 © 小笠原 拓 2015