鳥取を舞台に短編小説を書いてみたい(戸田夏実)
公開日:2026年3月21日

はじめに

現在私たちの身近にいるChatGPT。私は暇な時の話し相手、愚痴や相談事、アドバイスが欲しい時などで利用している。AIは何か相談するとすぐに返事を丁寧に返してくれるし、斬新な案を考えてくれたりもする。

もしかしたら、私が考えたことを含めて自分では考えられないことを考えてくれるんじゃないかなと思い、今回はAIと一緒に鳥取を舞台にした短編小説を書いてみることにした。

 

さっそく作成してみよう

まずは無難に「鳥取に関する物語を書いてみたい!」と相談。ピンクの部分が筆者のセリフである。すぐに返事を返してくれて、たいへん良心的だ。


絵文字までつけてくれた!優しい!

方向性は4つほど提案してくれた。この中で4つ目がとても意味不明だったが、ここではいったん保留としておこう。(※ChatGPTの具体的な回答はこれ以降全て伏せておきます。わかりにくくて申し訳ないのですが、最後の完成をお楽しみに!)


もう1行目を書かせようとしてて気が早い

方向性についてどうかなと考えていると、以上の3つの質問を追加してきた。どうにかこのウェブサイトのコンセプトに沿うようにしたいので、以下のように要求すると返事を返してくれた。


鳥取県外に住んでいらっしゃる方にも考慮しました

 具体的には「構成案(800~1200字程度)」「出てくる鳥取要素」「タイトル案」「冒頭サンプル」「ラストの締め方アイデア」と、回答をどんどん出してきた。こんなに一気にどんどん出されると頭バグるからやめてほしい。1個ずつ言ってほしい、お願い(切実)。まだ方向性もちゃんと考えてないのにラストまで言うんだな…。毎回気が早いよ、AI。


あなたが全文書かないでください


とりあえず、話を戻させる


テーマをもとに書き進めよう!

 ChatGPTの言う通り、テーマは「鳥取紹介×明るめ×現代×超短編」にしよう。ここまで決まればなんか自分でも書けそうな気がするけど、今回はもっとアドバイスをもらうためにChatGPTを使いましょう。

テーマは5個も出してくれたので、こっちも迷いがでてきた。いろいろ迷ったが、県外の人にとって鳥取という土地が身近になってもらえるようなテーマに決めた。一番最初に出してくれた方向性の話はここで消えた。


どれもよくて結構迷ったけど、②にしました


「芯の言葉」って何…?

 短い話にするため、自然に伝わるように構成してくれるよう。これは筆者としてもありがたい。ここまで来てラスト案を提示してきた。これを見るとラスト案も現実的である。


主人公を決めなければ

ここで主人公はどんな人か選択するよう言われた。


これは大きな差だぞ


ここはやっぱりこういう設定にしたい

具体的な設計図を提案してくれ、物語を構成するのに必要な場面、文字数を細かく提示してくれた。とてもありがたい。会話の内容までどんなふうにするのかを言ってくれてありがたい。


これも大事

ChatGPTによれば、案内役を付ければいいらしい。どんな話になるかちょっと想像つき始めた読者もいるのではないか…?


補足で書きたいことも入れる

補足説明を入れると褒めてくれた。ここで出会う人はどんな人がいいのかを書いてくれた。なかなか納得できる。なんか面白くなりそうな予感がしてきた。


実際に執筆しよう!

いろいろ設定を考えてくれて3つ選べと言われる。


どうしようね…

 ここで、①にしたいのはやまやまだが、一旦②を選択してみたい。③のラスト一文を決めるのはなんかちょっと早い気がするので、やめておく。


このままChatGPTの言うこと聞いてみるか

 300字程度でたたき案を出してくれた。これがあれば何とか作れるだろう。そろそろ終わりに近づいてきた感じがする。ここで、私の番と言われた。2つの選択で選ぶような感じになっている。


また迷う選択肢を出してくる

 どっちもいいなー迷う。バスに乗るよりは風景が見たいから、②を選択してみることにした。


ガイドまでだしてくれた


いよいよ佳境に…

 いろいろサポートがあって、とてもやさしい。このままだと全てChatGPTが書いてしまいそう…。書くときのコツだったり使えそうな要素を出してくれる。


最後の段階へ行くらしい

ちょっと書いてみることにした。擬音語とかも入れてしまった。


ポイントはこちららしい

なんか修正してくれた文章が良すぎて現在泣いている筆者。ここからいろいろ修正や付け加え、ラスト文を考える。


いよいよ最後である


仕上げです 


完成!!

最後に微調整をしてできたのが以下の文章である。700文字程度なので、是非読んでいただきたい。


ポエミーな話ですねぇ

コンセプトは「鳥取を知らない人に読ませる短編」である。鳥取の静かさ、自然の豊かさ、人の温かみを文章で表現できた(多分)。

「県」という表現を使うのはちょっとAIっぽい感じがしたので、そこを変えることができていればよかったなと思う。

 

おわりに

鳥取のことを皆さんにお伝えしたくてやってみた。

みなさんはこの文章を読んで、鳥取という土地を感じていただくことができただろうか。

ゼミで共有した時、ChatGPTの話し方に言及されたが、会話を重ねて絵文字や会話のような話し方を徹底させた。話してくれる身近な相手になってほしかったからである…。

どのようにまとめるかかなり難しかったし、どのように質問すると読者に伝わりやすいのかなど個人的には結構大変だったが、楽しかったので、他の県でもやってみたいと思った。

最後に、この短編小説のイメージ画像を依頼したところ、以下のような画像を作ってくれた。「鳥取砂丘はもっと丘が高いイメージがあるんだけど…」ということは言及しないでおこうと思う。


そこそこ合ってるような気がします(by ChatGPT)


 © 小笠原 拓 2015