とうふちくわの里!
はじめに~鳥取の名産品・とうふちくわ~
鳥取県の名産品は数多くある。皆さんは鳥取といえば何を思い浮かべるだろうか。かにや二十世紀なし、らっきょうなどが挙げられるが、他県の人はあまり知らない鳥取の名産品にとうふちくわというものがある。以前、某テレビ番組で紹介された知る人ぞ知る名産品で家の冷蔵庫には常に置いてあると番組内では説明されていた。ちなみに鳥取県出身の同じゼミ生に聞いたが冷蔵庫にはないと答えていた。
「とうふちくわの里」へ行く
私自身、とうふちくわを食べたことがなかったので、鳥取県河原市にある「とうふちくわの里」に訪れ、とうふちくわを購入し食べてみることにした。さらに、そこでとうふちくわ作り体験ができるということなので、せっかくなので体験もしてみることにした。日曜日の夕方ということもあり子連れの家族が多く参加しており、子どもたちに囲まれて一人ぽつんと楽しく体験をさせてもらった。友達と一緒に来ればよかったと少し後悔した。
とうふちくわの歴史
とうふちくわLab
最初にとうふちくわについての紹介や歴史、作り方について説明された。とうふちくわの始まりは江戸時代までさかのぼり、当時の鳥取藩主の池田公が推奨したことが始まりとされている。魚が高価であったこともあり、魚のすり身の割合を減らしとうふに置き換えることで質素倹約にもつながったと言われている。現在では魚のすり身ととうふの割合は7:3で作られ普通のちくわより柔らかくとうふの風味が良く感じられる味わいとなっている。
いざ、というふちくわ作り体験へ
準備完了!
今回はとうふちくわと鯛ちくわを作った。体験の作り方の手順としてすり身は事前に用意されていたので横にある包丁を使って練り込み平べったくしていく。長方形に平たく出来たらまな板の前にある木の棒に巻きつけていく。この作業が意外と難しくなかなかお店で売っているようなきれいな円柱にはならない。横で体験していた子どもたちもかなり苦戦していた。
すり身との戦い!
個性的なちくわたち。
すり身が巻けたらスタッフの方が焼き場までもって行ってくれ焼いてくれる。私が作ったちくわは左から3番目で案外うまくできたのではないかと満足している。しかしお手本の方のものが一番右にあるのがさすがでとても整っている。
完成!!
焼いた後すぐに渡されたので熱々で普段食べることのできないちくわにワクワクを抑えきれずとうふちくわの里を出てすぐに食べた。鯛ちくわの方は魚の風味がよく感じられ味が濃くてお酒のつまみになるなと思った。(私はお酒に弱いのであまり飲めませんが)とうふちくわのほうはやはり普通のちくわよりとうふの風味が感じられまた柔らかく食べやすかった。
ちくわツリーをつくる
完成したちくわをこのようにさしていくと、ちくわツリーになると言われてやってみたが皆さんお気づきだろうか。私は1人で体験をしていたので出来上がったちくわは2本しかない。じゃあこの写真はなんだということで、横で体験していた子どもたちが撮らせてくれた。僕が写真撮ってもいいですかと聞くと快く承諾してくれその後も話しかけてくれてちょっと仲良くなれてうれしかった。最近の子どもはフレンドリーだなと感じた。
ちくわツリー!
「とうふちくわの里」はアイスもおいしい
お土産用のちくわもたくさん♫
体験が終わってとうふちくわを買おうと売店でぶらぶらしていた。ノーマルなとうふちくわのほかにも様々な種類があり見てて飽きないと思った。横にはイートインスペースもあり買ったものを食べれるようになっていて観光客らしき人たちが数人いた。
アイスクリームコーナー
ちくわだけでなくアイスクリームも売っていた。少し暖かくなってきていたということもあり誘惑に負け買ってしまった。店員さんがとても陽気な人で観光客と間違えられたが私は兵庫県出身で鳥取にきて2年、まだまだ鳥取になじんでないなと感じた。
豆乳とストロベリー!
私が注文したのはストロベリーと豆乳のミックス。豆乳はこのお店限定で自家製の豆乳を使っているらしい。ストロベリーは人気ナンバーワンと書いてあったので注文してみた。私自身豆乳をあまり食べたことがなかったがなめらかで食べやすくとてもおいしかった。ストロベリーは安定の美味しさだった。
おわりに
充実した体験でした!
今回日曜日の昼過ぎから2時間でとうふちくわの体験をして買い物をして帰った。週末何もすることがなく暇だなと思っている人は少しの時間で充実した週末を送れるので是非お勧めしたい。特に鳥取に住んでいる人は行ってみてほしい。私は思いがけず小さいお友達もできたのでとても楽しかった。今度は一人ではなく家族や友達と来てみたい。
とうふちくわの里®・布袋店◇
営業 9:00~18:00 ◇休日 元旦のみ
鳥取市河原町布袋556 TEL:
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