北の大地で鳥取を想う(福安眞子)
公開日:2022年11月29日

ドキドキわくわく北海道

私の今年の夏休みのイベントは、小学校への教育実習と3泊4日の北海道旅行だった。私と同じく、関西出身学生の多くは、中学校か高校の修学旅行に北海道に行くことが多いのだが、私が通った学校では、修学旅行がどちらとも北海道では無かった為、今回が人生はじめての北海道だった。

 


新千歳で写真を撮れなかったので、せめてもの小樽運河

 

記事のネタ探し

旅行に行く前から、この旅行をネタにweb記事を書こうと決めていた。そこで、北海道の中の鳥取は何だろうか、何か関係性は無いだろうかと出発前から考えて居たが、北海道の中の「鳥取」という地名には、以前小笠原先生が訪問済みのため、そのネタは使えず、完全にブログのネタに困ったまま北海道に飛んでしまった。

 


この飛行機の写真が帰りの飛行機だというのは言わないとばれない。

しかし、到着して目的地に向かっている車内ですぐに鳥取との違い?が見つかった。

行く前までは、北海道も鳥取も同じ自然・同じ海だと思っていた。しかし、同じ森の中でも、同じ木でも何かが違う。全く違う。同じ塩の水でも全く違う。鳥取で森の中を走っていても、一枚も写真を撮らないのに、北海道の森の中は何枚も写真を撮ってしまう。圧倒的にきれいだった。

ということで今回は、北海道と鳥取の自然について書いて行こうと思う。前置きが長くなりすぎてしまったので、本題に入っていきたいと思う。

最初に断って置くが、私は鳥取の自然も大好きだ。しかし、記事の書き方的にほんとに好きなのと疑われるような表現が含まれることもあるだろう、しかし、それはあくまで記事の書き方の問題である。そのことだけは忘れないでいてほしい。(懇願)

 

北海道と鳥取の違い 森編


車窓から見る並木道が綺麗

これぞ北海道の自然である。天気のせいなのか、一直線にきれいになっているからなのかとてもきれいである。くどいと言われることを承知で書くが、思わず写真を撮らずにはいられない美しい風景である。


鳥取を車で走るとよく見る風景

一方、こちらが鳥取の木々である。これこそ、天気のせいであると信じたいが、お世辞にもきれいとは言えないというか、地味である(スミマセン!)。北海道の自然は、どこも緑がとてもきれいだった。北海道で見た自然の緑は、このままグリーンバックになって合成もできるのではないかと思う程だった。そして、鳥取の森の木は葉っぱが生い茂っているのに対して、北海道は木の上の部分しか葉っぱがなく、なんだかそれも上品に見えた。

この違いは、調べるとすぐに出てきた。(Google君はいつも賢い。)北海道に多く生えている木は、針葉樹。鳥取などに多く生えている木は、広葉樹。針葉樹とは、寒い地域に多く生えているとのこと。

ここでまた、疑問が生まれる。鳥取に2年も住んでいれば、鳥取の冬もおどろくほど寒いことは知っている。そして、もっと調べると鳥取の県木は「ダイセンキャラボク」という針葉樹だった。県木にもなっている、でも(私の注意力が足りないのかもしれないが)普段の私は針葉樹をなぜこんなにも見かけないのか。鳥取で見れる森・木も針葉樹なら毎日、テンションが上がるのに、、。

鳥取の名誉の為にも言っておくが、鳥取も自然を売りにしている所に行けばすごくきれいで写真の撮りたくなるような自然にも出会える。しかし、北海道では自然を売りにしていないただの道路でも、思わず写真を撮りたくなってしまった。天気(+私の旅行テンション)のせいかもしれないけど…


北海道と鳥取の違い 水辺編

気を取り直して、今度は北海道と鳥取の水辺の風景について見てみよう。次の一枚は、観光地としても名高い洞爺湖を訪れた時に撮った写真である。


水がきれいでとても青かった。

一方、鳥大生にとってはお馴染みの風景、湖山池の水辺を撮った写真はこんな感じである。


空と水のコントラストが美しい。

この写真を見て、私自身もおどろいた。えっ、湖山池きれいやん。やっぱり、天気さえよければ、きれいなのかもしれない。池と湖という事で、根本から違う所のもののこの写真で見比べると、湖山池もとてもきれいだ。

では、なぜ洞爺湖の周りにはホテルが立ち並ぶほど栄えているのに、湖山池の周りはそこまで栄えていないのだろうか。洞爺湖は、5月ごろから11月ごろまでの6か月間毎日、花火が上がっている。私は、洞爺湖の遊覧船に乗りその花火を見たが、程よく涼しくて花火がとてもきれいだった。

湖山池でも、毎日花火は難しくても、定期的な花火や遊覧船は難しくても、アヒルボートはできるのではないかと感じた。湖山池にアヒルボートがあれば、是非乗りたいと思う。(記事の書き手は知らないようだが、実は遊覧船はあるので、興味のある方はこちらにアクセスしてほしい。by webマスター

 

最後に…

北海道と鳥取の自然は、やっぱり違うようだった。しかし、私がここまで興奮した理由も観光で行っていたからなのかもしれない。きっとそうに違いない。だから、きっと北海道の人が鳥取に旅行に来たら、なんてことない自然を撮りまくり、湖山池でのんびりして行くのだろう。他県の方々にも、是非たくさん鳥取県に遊びに来てほしい。

 


「日本三大がっかり観光地」と言われる札幌時計台にも行ったが、全然「がっかり」じゃなかった。

 © 小笠原 拓 2015