ウェブの便利なところ

ウェブサイトのどこが便利かというと、間違いを見つけたらすぐに直せばいいというところだ。年齢を重ねて、誤字脱字センサーがどんどん劣化している人間にとって、これは本当に助かる。

印刷物だとこうはいかない。大抵の場合、印刷物には締め切りがある。そして、一度、印刷してしまったら、基本的には直せないので、ギリギリまで間違いがないか気になってしまう。

仕事の関係上、極力間違いは避けなければならない文章を書くことも当然ある。そういう時は、正直言って、自分一人でチェックする自信は全然ないので、色々な人にチェックをお願いすることになる。

本当は、あと数日早く仕事を終えていれば、確認作業にも時間がとれるに違いない。ギリギリになって、イライラしたり、焦ったり、人に迷惑を掛けたりする必要もないはずである。

さっきまで書いていた論文でも、案の定、たくさんの人に迷惑をかけてしまった。名前は書きませんが、色々とみなさんゴメンなさい。あと、現在締め切りを待っている方々にも、先に謝っておきます。


 © 小笠原 拓 2015