先日、「なぜ文章の最後に(笑)をつけるんですか?」と聞かれてハッとした。
実はブログについては、簡素な表現を心がけているので、(笑)だけでなく( )そのものを減らすように意識しているのだが、なかなか思うようにはいかない。
理由は簡単で、( )なしで表現しようとすると、どう読まれるか予測できない文章になってしまうからだ。話し言葉と違って、書き言葉には「表情」がない。「◯◯しろよ!」と言いながら笑顔を見せれば、怒ってないことを伝えらえるが、書き言葉でそれをすることはできない。
おそらく、学生たちがよく使う絵文字や顔文字も、そういった「表情」を付与しようとしているのだろう。確かにそれは便利だが、同時に自分の言葉に対して自信が無い証拠なのかもしれない。
という訳で、今日のブログは文末に何もつけずに終えよう。