「鳥取大学散歩道」を歩いてみてわかったこと(小笠原拓)
公開日:2016年7月12日


これを辿って歩きます!

この道はどこまで続いてるのか…?

きっかけは、鳥大構内にあるという「大熊段古墳」を一度見ておきたいな〜という、ちょっとした思いつきだった。そこで、目当ての古墳に行ってみようとすると、上のような標識が目に止まった。

道を進んでいくと、この標識が所々に立っていて、次のルートを差し示している。最初は、古墳までの道のりを差しているだけなのかと思っていたのだが、どうもそうではないようだ。

いったいどこまで続いているのか?せっかくなので、最後まで歩いてみることにした。


とりあえず目指すは「大熊段古墳」

ともあれ、まずはきっかけとなった「大熊段古墳」まで歩いてみよう。落ち葉などが積み重なってフカフカになった道を奥へ奥へと入っていく。


完全に森!大学構内とは思えない。

くねくねと曲がりくねった道を歩くこと数分。すると…


これが、噂の?大熊段古墳!

全体の大きさは、バスケットコートぐらいだろうか?何より驚くのは、しっかりとした前方後円墳だということだ。写真手前が四角く、奥が丸くなっていて、ちゃんと前方後円墳の形になっていることがわかる。


説明の看板もある。5世紀後半のものらしい。


実は散歩道はまだまだ続いている

この時「大学構内に古墳があるって、結構珍しいことなのかな〜」とか色々考えつつ、帰り道を探していると、冒頭に挙げたような標識がここにもあることに気づく。


さらに続きがあるようだ

よく考えてみると、この散歩道って、どこまで続いているのだろうか。このまま引き返すのも何となくもったいないので(何がもったいないか良く分からないが)、行けるところまで辿ってみることにしよう。


黒澤明の「羅生門」に出てきそうな道(たとえが古くてスマン)を抜けると…

 
弓道場に遭遇

大学に弓道場があっても何の不思議もないが、実際に見るのは初めてだ。日曜日なので特に学生などはいなかったが、平日は練習したりしているのだろうか?

さらに歩くと、森を抜けて普通の道路へ。しかし表示通り歩いているにもかかわらず、いまいち自分が今どこにいるのかよくわからない。大学構内でも、知らない場所は意外と多い。


森は抜けたが、どこにいるのか良く分からない…

もうしばらく歩いて、ようやく知った景色へ。あ、なるほど、ここへ抜けるのか。しかし、散歩道そのものはまだまだ終わりそうにないぞ。


何となく自分がどこにいるのかが分かってきた。向こうが学生会館だな。

標識を見ても、散歩道はまだまだ続きそうだ。ここまでくると何となく引っ込みがつかないので(だいたい記事を書く時はこうやって深みにはまっていくパターンが多いな…)最後まで行くしかないだろう。というわけで2ページ目に突入である。


ちょっと疲れたので水分補給して続きを歩く。


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