砂の王国の象徴!?へ行く!原チャで(宮田♪なるのぶ)
投稿日:2015年10月12日

  
原チャリ買いました! かなり様になってる?!      

私事で恐縮だがこの度、原動機付自転車を購入した。実際には買ってもらいました。お父さん、お母さん、ありがとう。それというのも、私が愛車の自転車をかなり酷使し、もうボロボロの状態だったのだ。

だが、そんなことを気にする必要はもうないのだ。原チャを手に入れたことによりどこか遠くに行きたいという衝動に駆られる(現実逃避か?)。

どこに行くのがいいかと考えたとき、砂丘の二文字が頭をよぎった。そこまで遠くはないが、近くもない。自転車で行く距離ではない。ということで、原チャで砂丘まで行ってみることにした。

砂丘を見るだけは面白みがないので、行ったことのない「砂の美術館」(砂の王国、鳥取の象徴?)をついでに見てこようと思う。

 

意気込んで出発してみたはいいものの…

事故だけは起こさないようにと、ゆっくり、かなり慎重に砂丘に向かったため、時間は結構かかったように思う。運転手として砂丘に行くのは生まれて初めてなので道に迷いながらなんとか到着。途中で「鳥取砂丘コチラ↖」の看板を見つけた時の感動を一生忘れない。

原チャの乗り心地に酔いしれながら(降りたときちょっとふらついたのは内緒)美術館に到着。


美術館の入り口にはすでに砂像が!なんか…、なんかスゴイ

ボキャブラリーが少ない自分を今ほど呪ったことはない…。たぶん。砂像の大きさに圧倒される。


受付の様子。何やら大学生の集団っぽいのがいる(私は一人)

入館料は600円。あれ、意外と安い?


受付でもらったパンフレット。

チラッと見てみると、どうやら今は「世界旅行・ドイツ編~中世の面影とおとぎの国を訪ねて~」というテーマで行われているようだ(っていうか、下調べぐらいして行け、自分よ!)。


展示は二階のようなので、すぐに二階に上がる。

奥のほうではビデオ上映もしていた。ちらっと見た感じ、グリム兄弟についての内容だったかな?(って記事を書くのになぜか確認をしない僕?)


ちなみに外には砂場があり、自由に遊べるようになっている。

ここで遊んでいる子どもたちの中から将来、この美術館に砂像を作る人が出るかもしれない。しみじみ…(と、意味ありげなことを言って、自分の適当な取材ぶりをごまかしています。)


砂像の作り方(?)っぽいのもあった。

てっきり普通の美術館みたいに廊下に砂像が飾られているものかと思いきや、そうではなく一つの部屋にまとめて置かれているようだ。はやる気持ちを抑えて、砂像のある部屋へ。


そこはまるでファンタジーの世界

さっき、入り口で見かけた大学生の集団たちが部屋に入った時の第一声!

「デカッ!」 

確かに、とにかくデカイ(またしても、貧困なボキャブラリーで申し訳ありません)。私はもっとこじんまりした砂像が並んでいると勝手にイメージしていたが、そんなことは全然なかった。


人と比べてもらうと、その大きさがわかるだろう。予想の10倍くらいデカい(結構本気で)。

しかし、大きさばかりが砂像の魅力ではない。その大きさに対し、細部は丁寧に作られている。


ど真ん中にはグリム兄弟の砂像! その名の通り、『グリム童話』の編集者

見よ、この圧倒的なスケールを。デカい(こればっかり言ってる?)。でも服のしわまできちんと再現されている。職人技としか言いようがない。仕事への熱い情熱を感じる。 

ここで少し、おとぎ話系で気になった作品をいくつかご紹介。


まずはコレ。「ブレーメンの音楽隊」。

個人的にはロバとイヌの表情がなんとも言えなくていいですね。続きまして、コレ!


「ハーメルンの笛吹き男」。実話をもとにしているという噂もある。

この話はグリム兄弟がオリジナルというわけではなく、多くの作家が民話として記録してきたものらしい(豆知識)。


「灰かぶり姫(シンデレラ)」。一番有名なおとぎ話だと勝手に思ってる。

この場面はガラスの靴を履いている場面かな?で、最後はコレ!


コレは一瞬何の話なのか分からなかった。皆さんは分かるかな~?答え合わせは最後に。

といった感じで、まずはメルヘンな世界を目一杯した。メルヘンな雰囲気を表現するのに砂像はピッタリなのかもしれない。


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 © 小笠原 拓 2015