どら焼きを効率的に作りたい(小笠原拓)
公開日:2026年7月7日

はじめに

以前、でかいどら焼きを作った記事を書いたが、どら焼きはそれからも食べ続けていた。ただ、たとえ1日100数十円であっても、ちょっともったいなくないか?と考えるようになった。

もちろん、お金的には(大人の私には)それほど大きな額ではないのだが、最近、買い物の仕方を変えて、毎日から数日に1回にするようになったので、どらやきを買い物の度に、数個ずつ(4個とか5個とか)買う必要がでてきたからである。

もっと効率的にどら焼きを食べたい。いっそのこと自作をルーティンにすることはできないだろうか。という訳で、方法を模索することにした。


いつものように形から入る

「どら焼きを効率的に作ろう」と考えた時、真っ先に思ったのは、丸いホットケーキを作る型のようなものがあると楽なのではないかということだ。そこで調べてみると、こんな商品があることが分かった。


シリコンでできたホットケーキの型

この型は、100円ショップで売っていた。本当に100円ショップは何でもあると妙に感心してしまう。直径は8センチで思っていたよりも少し小さいが悪くはない。フライパンでも電子レンジでも使えるようだし、これはなかなか優れものかもしれない。

ただ、こういうとき、「もしこれでうまくいかなかったら…」と考えるのがいい意味でも悪い意味でも私の癖である。という訳で、さらに都合の良い型はないかとホームセンターを探していると、これまたうってつけの商品を見つけた。


オーブントースター用の型

こちらは直径10㎝ほどで、思っていた通りの大きさである。我が家にオーブントースターはないが、魚焼きグリルでもまあ機能するだろう。(正しい使い方かどうかは分からないが。)値段は先程のものよりは高い(700円程度)が、どら焼きを大量に作ることを考えれば高くない。こちらも採用することにした。


早速作ってはみたものの…

作り方は以前と同じで、ホットケーキを2枚作り、1枚にあんことホイップクリームを乗せ、もう1枚で挟むだけである。ホットケーキミックスを混ぜるための容器も100円ショップで買っておいたので、生地づくりはスムーズにでき、早速焼いてみることにする。


今回は卵なし、牛乳とホットケーキだけで挑戦。


色々すっ飛ばしてホットケーキが完成!

見た目は上々。型を使っている事もあり、きれいな丸に仕上がった。ただ、Google先生が、「卵はいれない方が生地がしっとり仕上がる」と言っていたので、その通りにしたのだが、結果として、生地がミチミチになってしまった。どら焼きの生地というより、膨らんでないパンのような感じである。

とはいえ、このままにする訳にもいかないので、予定通り、あんことホイップクリームを挟んで、どら焼きを作ってみたのがコチラである。


ミチミチで分厚いどら焼き!?

新しいコンビニスイーツのような見た目になってしまったが、どら焼きらしいとも言えなくない。ただ、気になったのはやはり重量である。写真はシリコン型で作った直径8㎝タイプだが、それでもずっしりとした重みを感じる。

食べてみると、「そういうスイーツだ」と思い込めば、それはそれで食べられる味なのだが、どら焼きかと言われるとどうも違うような気がする。前回と比較して、焼き時間などが変わったことも影響したのかもしれない。少なくとも、これを完成品として学生に持って行くのは気が引ける。という訳で、もう1回チャレンジすることにした。


卵をいれてもう1度チャレンジ

今度はGoogle先生の指示には従わず、通常通り卵を入れて再チャレンジすることにした。コンピューターは便利であるが、いつも真実を語るとは限らない。人間も考えることが必要である。(何か哲学的なことを言ってしまった。)


今度は容器に卵と牛乳を入れて混ぜる。


またも色々とすっ飛ばしてできたのがコチラ。

今度も完璧という訳ではないが、さっきよりはしっとり仕上がった気がする。少なくともミチミチで重いということはない。今度はうまくいくのではないだろうか。先程と同じくどら焼きにしてみる。


見た目はさっきより地味だが、どら焼きっぽくはある。

若干、生地のふくらみが足りないかなという感じもあるが、どら焼きの生地は、そんなに分厚いものでもないだろう。あんことホイップクリームの量はこちらの匙加減でどうにでもなるのが自作のいいところである。これを学生に食べてもらうことにした。


いざ実食!お味は…


どら焼きをもつ、今年の3年生たち

という訳で、その日の朝に作った(正確に言うと生地は夜作って、朝に中身を挟んだ)どら焼きをゼミに持っていった。私のゼミでは必ずお茶かコーヒーを出すことにしているので、今回はどら焼きセットである。


食べます!

実はこの時点で私は卵入りバージョンを食べてはいなかった。また、作った四つのどら焼きを全て学生たちにあげたので、私自身はその場で市販のどら焼きを食べることになった。どんな味がするか緊張の一瞬である。

食べてみて一言、「先生、おいしいですよ」と学生が口々を揃えて言った。ほっと一安心である。まぁ、学生たちなので、ちょっとお世辞も入ってはいるだろうが、まずまず食べられる味ではあったと思う。


おわりに

実は現在も試行錯誤は続いている。大きさや厚み、生地の作り方など、まだまだ理想的などら焼きにはなっていないような気がするが、市販のホットケーキミックス200g(だいたい100円以下)で4個分(8枚)のホットケーキができるので、これからも色々試してみたい。

前回の記事を書いた数カ月前は、料理記事を書くのにちょっと躊躇していたが、最近は生活環境がかなり改善されたせいか、料理に対しては前向きになりつつある。

今回の記事はあまり鳥取要素はなかったが、今後は、鳥取要素満載の料理記事も書いてみたいと思っている。



© 小笠原 拓 2015