やらない病

論文を書くときでも、記事を書くときでも、難しいのは「最初にとりかかる」部分かもしれない。前もって色々と準備が必要ではと考えているうちに、なかなか実行に移せなくなるのだ。言ってみれば「やらない病」である。

しかし、この歳になってくると、そうやって何でも後回しにしたり、キチンとできるように準備ばかりに気を使っていると、そもそも何もできなくなってしまうことに気がつく。時間は有限だ。

このサイトをやってきて、この「やらない病」が少し緩和されてきたような気がする。特にバカバカしいネタは、思いついたときに直ぐやってしまわないと、時間と共に羞恥心に負けてしまう。

学生たちも、どんどんバカバカしいことをやって、自分の中にある「やらない病」を打破してほしい(笑)

 © 小笠原 拓 2015