雲はかかっているが、すばらしい・・・
夏休みも終わりに近づいた頃、まだ何もしていないじゃないかということで、急遽レンタカーを借りて大山へ行くことになった。
こんな思い付きをすぐに行動にすることができるのも、若い今のうちだろう。と思いつつ行動を開始したのだが、大山には行ったことがある。そこで、大山が見える範囲でほかの場所に行こうということになった。
鳥取で一番大山を堪能できる場所
そして訪れたのが…
上田正治写真美術館!
大山に向かって森の中を進んでいると、突然に現れた。自然の中にたたずむ真っ白で不思議な形をした建物に圧倒され、何とも言えない気持ちになった。
光が差して、生まれた影による明暗のコントラストが良い感じである。中に入ってみると…
ガラス張りになっているところから雄大な大山が・・・
こんなにも大山をしっかりと見て、感動したことが鳥取に来てからこれまでにあっただろうか、いやない!(力が入りすぎて思わず反語)
逆さ大山にチャレンジ!!
水が張ってあるスポットがあったので、やるしかない。その日は晴れていたのだが、雲が大山の周りに多くあったので、雲がなくなり、大山がきれいに撮れるタイミングを見計らって撮っていた。
さらに、その日は強めの風が吹いていたせいで、水面が揺れて逆さ大山が歪んでしまう。この二つの障害に苦しみながら格闘すること10分、やっと形が分かるくらいの逆さ大山が撮れた。
帽子と傘を使って・・・
別のところで、傘と宙に浮かぶ帽子(のイラスト)を見つけた。とりあえず帽子を取っているようにすると何か物足りないように感じ、帽子があまり浮き出て見えなかった。そこでついでに傘を持ってみると、帽子がまるで本当にそこにあるように見えた。
この時の大山は、雲がかかっているが、これはこれで良いのではないかと後から写真を見返して思った。
帰るついでに…
写真美術展から帰る途中、大山トムソーヤ牧場なる場所を見つけた。最近動物に触れることがなく、動物不足(運動不足みたいな感じで)になっていたために、なぜか惹かれてしまった。
あまり大きなところではなかったが、ヤギ、犬、カメ、モルモットなどと触れ合うことができる場所だった。
まずはヤギ、小さくてかわいい
トムソーヤ牧場に入ってすぐ見付けたヤギ、草を頬張る姿がたまらなかった。始めはじっとこちらを見ていたのだが・・・
なぜか写真を撮るときだけ目を合わせてくれない
カメラに怯えてしまったのか、これ以降はどれだけ回り込んでも目を合わせてくれなくなった。嫌われてしまったのだろうか。
気を取り直して、次は犬と触れあってみよう。
こいつ、ついてくる・・・
周りの犬はおとなしく座っていたり、飼育員さんについて行ったりしていたが、この犬だけが撫でてくれとばかりに近づいてきた。そして撫でてあげるとこの嬉しそうな顔をするのだ。
自分が犬を飼っていただけに、ずっと触っていたかったし、そのまま連れて帰りたくなってしまった。
しかし、残念ながらレンタカーを返す時間が迫ってきたので、少し寂しい気持ちになりながら大山トムソーヤ牧場をあとにした。
まとめ
☆大山ってきれい、かっこいい、初めてそう思った。写真展は、入ってみるとテンションが上がってしまった。
☆トムソーヤ牧場にも是非とも行ってみてほしい。思い付きで行ったところで動物に触れることができて大大大満足であった。
☆もう鳥取の生活も3年目というのにもかかわらず、まだまだ知らないところがたくさんあるということを改めて痛感した。
☆鳥取は何もないところなどではない。魅力的な場所がまだ十分に知られていないだけなのだと思う。