自然と食と動物と〜夏の四国地方②〜(戸田夏実)
公開日:2025年9月22日

はじめに

前回の記事の続きである。3泊4日の大旅行になってしまったので、記事も二回に分けて書くことになってしまった。(まだ読んでない方は前回の記事も読んでください。)鳥取感の薄い記事であるが、お許しいただきたい(だって楽しかったんだもの)。


Day3:涼しい気候と食事

6月21日(土)。

朝は8時頃に起床し、ホテルの朝食を楽しむ。ビュッフェ形式だったので、自分の好きなものを取ることができた。朝食はご飯と味噌汁が良いため、そのようなものを取っていると、運転手が「お侍さんみたいな食事じゃん」と言ってきた。言われてみればそんな気もしてきた。


お侍さん朝食?

ご飯なんて前菜。私の目的はこれからである。

皆さん分かるだろうか…。私の目的は「みかん食べ比べ」である。このためだけにこのホテルに泊まったと言っても過言ではない。


激アツ展開です(前回に続き2回目)

上の写真の一番左上のみかん、名前は「なつみ」。自分の名前じゃん!!と思い、嬉しくなった。9種類のみかんを食べ比べることができたのだが、個人的には自分の名前の「なつみ」、「デコポン」、「ニューサマーオレンジ」が好きだった。これらは甘いみかんで大変好みだった。


なつみ


興奮がとまらない!

この「みかん食べ比べ」、私は3周した。もう2周くらいしたかったのだが、ちょっと申し訳なくてここまでで止めることにした。満足しまくって、このホテルを出ることにした。また絶対泊まりに行きたい!!


四国カルストでハプニング

3日目は四国カルストに行った。ホテルからは2時間ほどかかった。天気予報を見ていなかったため、晴れていることを信じ込んでいたが、とんでもない曇りだった。山の上ということもあり、霧がひどかった。


なんも見えん


元愛媛県…?????


高山植物が綺麗

少し歩くと、牛が牧草を食べているところを発見した。こんな寒いところで生活していて寒くないのかなぁと思った。「草おいしい?」って聞いてみると近くまで寄ってきてくれた。


霧の中に3頭の牛


大きい石もあった

しばらく見て回り、今日の宿泊地である高知市に移動することにしたが、山を下っている間に事件が発生した。ちょっと眠くなって休憩している間に車のバッテリーが上がってしまったのだ。

運転手によると、霧の中は見えにくいためライトをつけて運転していたのだが、そのライトを消し忘れて休んでしまったため、このようなことが起きたらしい。このようなことが起きれば、ブースターケーブルという太いケーブルを使って他の車から少しバッテリーを分けていただくか、JAFという機関に連絡してどうにかしてもらうらしい。

たまたまこの車にはブースターケーブルがあったため、たまたま通ってくれた車に助けていただくことができた。この経験は自分にとっても初めてだったので驚いたと同時に、人は助け合いをしなければ生きていけないんだなと思った。

このようなハプニングがありながらもなんとか高知市に到着。雨がそうとう降っていたので、ホテルの中で雨が小雨になるまで待ち、夜ごはんを食べに行くことにした。


夕食はカツオを食べる

高知と言えばカツオ。運転手はカツオのたたきが食べたかったようでそれを食べに行くことにした。

まずはひろめ市場というところで何か食べるものを探したのだが、人が多すぎてやめることにした。また、高知は現在放送されているNHK連続テレビ小説「あんぱん」の舞台らしく、一部が展示されていた。


ひろめ市場


こんなところに、朝ドラの展示が…

近くに商店街があったため、商店街の中に専門店のような飲食店があり、そちらでご飯を食べようと思ったのだが、人気のお店だからなのか人が多く、1時間ほど待つことになった。

私はカツオ6切れ定食を頼んだ。タレと塩をつけて食べることができるので、どちらでも味わうことができてとてもおいしかった。1時間待ってよかったと思えた。


素敵な定食

ご飯を食べた後は旅館に帰って、次の日の準備をして早めに寝ることにした。(次ページへ続きます。)


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