はじめに
鳥取県は緑が多く、自然が豊かな県である。この鳥取県ではどんな生き物が生息しているのか、疑問に思ったことはないだろうか。今回は、鳥取で見つけた生き物をここで紹介したいと思う。
この企画を考えてみたはいいものの、私は生き物を見つけることが下手で全然見つけることができない。そこで今回は、よく生き物を見つけては教えてくれる鳥取大学農学部に所属している友人K氏とY氏に協力してもらった。
生き物の写真、見つけた場所、感想をここでは紹介する。
まずは私から
生き物を見つけるのが下手な私は、1つだけ紹介したい。
カタツムリ(セトウチマイマイ?)
家から大学に向かう通学路で発見。カタツムリに詳しい母に聞いてみたところ、おそらくセトウチマイマイとのこと。道路のど真ん中を歩いていたので、強く生きてほしいと思った。カタツムリはとてもかわいいものです。
K氏の場合
いつまでも少年の心を忘れないK氏。今回は2つのクワガタムシの写真を共有してくれた。ここ最近も「虫取りをしたいな…」とぼやいていたことがあった。
コクワガタ
1つ目はコクワガタの写真。農学部2号館前の街灯付近で見つけたとのこと。見つけた感想は「めっちゃでかい!大物やでぇ」と言っていた。
ヒラタクワガタ
2つ目はヒラタクワガタの写真。食堂マーレの出口付近で発見した。見つけた感想は「鳥大に多いらしいので見つけられて良かった」ということである。
筆者は生き物のことが全くわからないので、この2つのクワガタムシについて調べてみた。
コクワガタは2~5㎝の大きさでクヌギのある林に見られる。昼間はあまり活動せずに夜になると、クヌギやコナラなどのじゅえきに集まる。
ヒラタクワガタは18㎜~75㎜ほどの大きさで、60㎜を超えるとかなり大きいサイズになるようだ。気性が荒く、オスとメスのペアで飼育しているとメスを死なせてしまう可能性があるらしい。基本的には夜行性で、昼間は樹洞に隠れている。このヒラタクワガタだけでも多くの種類があるようだ。
Y氏の場合
一方Y氏は5つの写真を共有してくれた。K氏が虫取りに行きたいと言っていたら自分も行きたいと言っていた。
トカゲ
1つ目は、倉吉の家の窓に張り付いていたトカゲ(Y氏の家は倉吉にある)。「直前に虫を食べていたので、お腹が大きかった。捕まえると手にウンチをされて激萎えした」と言っていた。手にウンチされるのは可哀想…。
フナムシ(?)
2つ目は筆者の家の前の道を通っていた時に発見したフナムシ(?)。筆者も一緒に見た。「カサカサしてて面白かった!」との感想だが、これは筆者も同じだった。ただ、水辺にいるはずの生き物が炎天下の中アスファルトを歩いていても大丈夫なのか。
大きい黒い鳥…
3つ目は、こちらも筆者の家の前の道を歩いていた時に発見した生き物。川沿いで見つけた。初めて見る鳥だったため、筆者が画像検索をしてみると、カワウまたはウミウと出てきた。
カワウは主に河川や湖などの内陸地域に生息するのに対し、ウミウは海の沿岸部に生息する。また、身体的な特徴としては、カワウはくちばしの基部の黄色い裸出部が尖らないのに対し、ウミウでは口角付近で黄色い裸出部がくちばしの反対方向に尖っている。また、カワウの背は帯褐色で、ウミウの背は暗緑色の光沢を帯びている。
これらからおそらくカワウの方ではないかと考える。間違っていたらごめんなさい。「黒くて大きいから迫力があってよかった!」とのことである。確かに迫力があった。
ミヤマクワガタ…?
4つ目は、Y氏のアルバイト先であるローソンにいたクワガタ。筆者が画像検索をしたところ、ミヤマクワガタだと考えられる。標高の高い冷涼な山間部に生息している。山間部ではよく見られるが、都市部では見られにくいクワガタのようである。「少年心をくすぐられました」とコメントしている。
カニ
5つ目は、カニである。鳥取大学にあるフィールドサイエンスセンターという農場で見つけたようだ。Y氏、カニに指を挟まれたようで、「痛かった」と言っていた。
おわりに
鳥取は自然が豊かで様々な生き物がいることが判明した。普段生き物を見つけることが難しい自分にとって新たな発見になったと思う。Y氏が生き物を手に持って撮影できるのがただただ尊敬でしかない。
少年の心に戻って、虫取りがしたいなぁ…