ピザが届かない?なら作ればいいいじゃない。(木村穂乃香)
公開日:2025年10月17日

ピザが届かない 

9月某日、23時近くにもかかわらず自宅で叫んだ。いまハマっているゲームの新作発売が決まったのである。
いやっほう!近隣住民の皆さま、お騒がせしました。

翌日、「これはお祝いのピザでも取らねばなるまい」と思い立ち、ネットで宅配ピザを申し込もうとして気づいた。 

私の自宅、配達圏外だ……。


ド〇〇ピザとピザ◯○トの悲しき注文画面。

なんてことだ。そんなことがあっていいのか。

私は大学近辺に住んでいるので、学生と生活圏がかぶっている。大学生といえばピザパーティー。(そうか?)鳥大生がピザパをしたいときはどうしたらよいのだ。

学生の皆さん、どうやってピザパをしているのかぜひ教えてください。

 

なら作ればいいじゃない。

鳥大生のピザパ事情に思いをはせつつ、どうしても今の喜びをピザを食すことで表したかったので、ピザを作ることにした。


フライパンにピザ生地を置き、


ピザソースを塗ってチーズを敷く。


鳥取県産のアスパラガスとトマトを並べて、中央に卵をオン。


水を足して蓋をし、蒸し焼きにする。


生ハムをのせて、完成。大山サクラハイボールで乾杯! 

というわけで、無事に新作ゲームの発売をお祝いすることができた。美味しかったです。

 

自作ピザはピザパーティー向きか?

さてこの自作ピザ、果たして大学生の皆さんのピザパでも通用するだろうか?という点を考えてみる。

まず、調理環境について。今回作ったピザはフライパンで調理可能なので、オーブンやトースターのない家でも作ることができる。大体どこの家でも作れるのは大きな利点だろう。

次に、コストパフォーマンス。材料費は約1500円だったので、メニューにもよるが宅配ピザより安い。好きな具材を選べるのが楽しい。

懸念点は、切り分けるのに少々手間がかかるところだ。宅配ピザならはじめから切り分けられているが、自作ピザはそうもいかない。

ホールケーキを切るときのような緊張感があるだろう。


ピザを
切るときのアレ。なかなか自宅にはないだろうが、包丁で代用可能。

 

終わりに 

今回、個人的なお祝いをするにあたって、思いがけず鳥大生のピザパ事情に思いをはせることとなった。

親しい人と日常的に集まれる機会は、大学を出るとどんどん減っていく。

別にピザでなくとも、鍋パでもタコパでも菓子パでもなんでもいいのだが、大学生の皆さんはぜひたくさんパーティーしてください。


 © 小笠原 拓 2015