イメージです。(by「いらすとや」さん)
本で繋がりたい!
ようやく自粛生活が終わりましたが、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか。自粛が始まった当初は、「自粛も案外悪くないかも」と思ってたんですが、「もう一か月延長!」ってなったと時は、さすがにダメージがきました。とはいえ、何事も前向きが大事と気持ちを切り替えました。
みなさんこれまで色んなことで自粛生活を送ってきたと思います。映画みたり、ゲームしたり、掃除や料理いっぱいしたり・・・けど、そろそろネタがつきたというか、なんかかわりばえしないな~と感じてませんか?
そ・こ・で!今回は自粛期間中に読んだ「お気に入りの本紹介」をしまーす!!自粛生活は終わりましたが、これを機にですね、「読書」してみませんか?普段あまり読書しない方やどんな本読もうか悩んでいる方、もちろん本好きな方などなど、今回紹介した本でみなさんと繋がれたらいいなと思います!
『ノルウェイの森』上・下巻(村上春樹)
本の色合いがいい!
たくさんの方に読まれている有名の本の一つだと思います。私自身、だいぶ前から興味はあったのですがタイミングが合わずほんとつい最近読みました。
さらっとどんな本かというと、「哀しみと愛の物語」です。いやいや、さらっとしすぎでしょ!と声が聞こえてきそうです(笑)ですが、この本はほんとにこの通りだと思います。(本音は文章力がなくてすごく長く語っちゃいそうだからです)
哀しみと愛には人それぞれの形があると思います。正しい形なんてないと私は思います。だからこそ、この本が記す哀しみと愛の形を体験してほしいなと思います。
「死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ」
とはいえ、うまく説明する自信があまりないので、印象的な言葉をのせておきます!(個人的にはこの後に続く言葉がものすごく心惹かれました。)ぜひ、読んでみてください。
『流浪の月』(凪良ゆう)
表紙のアイス?がおいしそう!
2020年の本屋大賞の作品です。題名に惹かれて即買いしました!少し厚そうに見えますが、物語に引き込まれてスラスラ読めました。
この本は「彼女と彼」二人の視点が軸で、二人がどんな関係でどんな人間関係を築いているのかが描かれています。理解や共感、親切は時に人を傷つけるのだと。どうか二人が幸せに、とおもいながら読んでいました。そしてよみ終えると、自分の中に新しい価値観が生まれたような気がします。
「事実と真実は違う」
印象的な言葉です。この物語だからこそ、心に残る言葉だと思います。この多様化している現代で、ほんとに人の心はいろんな形を受け入れることができるほど多様化しているのでしょうか?
この物語の二人を、二人が望む形をあなたは受け入れることができるでしょうか?ぜひ読んでください。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(フィリップ・K・ディック)
タイトルが意味深過ぎる…(というか、タイトルに左右されがちな私)
本屋さんで見かけて、タイトル見て即決しました!タイトル意味深じゃありません?笑
第三次世界大戦後の地球が舞台です。荒れた地球に残る人、新たな生息地を求めて火星に移住する人、火星から地球へ逃亡してきたアンドロイド…SFですね。この物語のポイントは火星から逃亡したアンドロイドに懸賞金がかけられていて、主人公ディックはその懸賞金を狙う立場であるところ!
ところでみなさん、アンドロイドに感情輸入しますか?ここも見どころです!
ちなみに、この本のことをゼミで紹介したら、ゼミの先生から、この本を原作にした有名な映画(「ブレード・ランナー」)を紹介されました。まだ未見なのですが、今度見たいと思ってます。新たな関心が広がるのも、読書のいいところですよね。
『I(アイ)』(西加奈子)
個人的に大学生にオススメの本!
2020年に入って最初に読んだ本です。何か月も前に読んだの正直内容忘れちゃってるんですよね…
ただ、この本はとくに大学生の方におすすめです。読んだ時、「あー、大学生の内に読むといい本だな」となんとなく実感しました。
「この世界にアイは存在しません。」
一行目にこう印象的な言葉が書かれています。この言葉を読むだけでも、想像が広がりますよね。ちょっと他の人と読後感を話し合いたい本です。ぜひ読んで見てください。
終わりに
今回4冊ほど紹介しました。少しでも「読みたい」と感じてもらえれば嬉しいです!この4冊は、このサイトでも何度か紹介されているトットリヒトハコ古本市のTwitterでも紹介しています。(その通り!宣伝です!これが本命だったりします。)
トットリヒトハコは早くて夏!遅くても秋にはしたいな~と思っています。トットリヒトハコをもっと知りたい!という方はぜひ、トットリヒトハコのTwitterやInstagram、Facebook、ブログをチェックしてみてください!
こういった状況だからこそ焦らずゆっくり準備して、みなさんとまた本を通して楽しい時間を共有したいなと思います。トットリヒトハコ共々よろしくお願いします。
最後も「いらすとや」さんのイメージで締めたいと思います。トットリヒトハコもよろしくお願いします!