コロナの検査を受けました(陰性でした)(小笠原拓)
公開日:2020年11月15日


こんな状況が3週間続いています…

音信不通の理由

Twitterを見てくれている方はお気づきかもしれないが、約3週間近くツイートを更新していない。というのも、ちょっと色んな意味で更新しにくい状況になってしまったのだ。

ツイートできないとなると、「いいね」やリツイートも憚られる感じになって、完全に音信不通のようになってしまった。まさか死んだとは思われていないと思うが、一応、生きている。(実家の母親が心配してLINEを送ってきた…ご心配をおかけしてゴメンナサイ🙇)


10月23日以降、ツイートをしていない!!

とはいえツイートで理由を説明しようとすると、一部が切り取られて、変な誤解を生んでしまってはいけないので、この場を借りて、少し理由を丁寧にご説明したいと思う。


微熱が3週間続いてます

結論から言うと、10月の最終週から約3週間に渡って微熱が続いている。微熱が続いてから体温計を写真に撮って記録していたので、それをTwitterでその都度、UPしようとも思ったのだが、変に心配させてもいけないと考えて、思いとどまった。

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最初はこんな感じ。しばらく休めば治るかと思っていたが…

最初はまさかこんなことにはなると思っていなかったので、とりあえず数日おとなしくしようと思っていたが、いつまでたっても下がらないので、さすがに困って5日後に発熱センターに電話をした。

その時点では、まあすぐに検査をするような状況ではないだろうというのが保健所の判断だった。また間の悪いことに11月から医療機関に直接問い合わせるように県の体制が変更になるとのこと。とりあえず週明けまでこのままなら、月曜日(11月2日)に医療機関に改めてみてはと勧められた。


最初は検査はしなかったが…

月曜日になっても微熱が下がらないので、病院に電話をした。色々と聞かれてとりあえず来てくださいと言われた。他の人と接触しないように、内科ではなく救急科に案内されて、色々と聞かれた。その後、血液検査や尿検査、レントゲンなども撮られたが、この時点ではコロナの検査は必要ないとのことだった。


色々と検査されたようだが、結局、特に異常はなかったそうだ。

ちょっと心配もあったが、無理やり「検査してくれ」とねじ込むのも大人げないと思い、その日はそのまま指示に従った。実際、熱は上がったり下がったりするものの、味覚がなくなるとか息苦しくなるとか、そういったこともなく、食欲はむしろ普段より旺盛なぐらいだったので、いくらなんでもコロナではないだろうと、自分自身感じていたこともある。

ただ、結局のところ原因は全然わからなかった。病院に行ったときは熱も下がっていたし、お医者さんとしても、何とも言いようがなかったのかもしれない。


症状が全然改善しない

実際のところ、37度5分程度の微熱が続くことと、腰を中心とした痛みがあること、全身にだるさを感じること以外は、これといって大きな症状がある訳ではない。2009年の新型インフルエンザに大学で最初にかかった(これはマジです)人間からすれば(あの時は40度以上の熱が数日続いた)、何てことはない症状である。


微熱とはいえ高めの数字も出るようになってきた。

とはいえ、だるいのはだるい。また「コロナではないだろう」という医者からの言葉があるにせよ、微熱がある状態でフラフラと外に出るわけにもいかない。11月初め頃からヨーロッパはロックダウンになったが、私も個人的にはほぼ負けないぐらいのロックダウン状態になった。

大学は幸い在宅勤務が認められたので、全てをオンライン授業に切り替え(もともとオンライン中心であったが)仕事は家で行うことになった。資料などがどうしても必要な時は夜中に大学に行って、人に会わないように心がけた。

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一応、密を避けるということでで買い物はなるべく深夜に…

買い物も一週間に一回程度、これも深夜に行くことにした。この辺りは24時間やっているスーパーがあるので大変助かる。とはいえ、普段と比べると品揃えも少し貧弱になるなど、不便なこともあった(贅沢は言ってられないが)。


「だるさ」が一番困る

最初はコロナ状況で外に出られないのが困るな、という感じであったが、だんだん症状のだるさに悩まされるようになった。生活に必要なことや、どうしてもやらなければならない授業やその準備は何とかこなせるものの、あとは全くやる気がでないのだ。

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オンライン授業はどうにかにやっている。ただ、それ以外となるとかなり苦しい…

別にサボりたいとか、そういうことではなく、実際に体のだるさがかなりある。また熱が上がったり下がったりするのもかなり辛い。実際、この年になると平熱が35度台ということも珍しくないので、37度5分は結構な熱である。

またこれはあんまり信じてもらえないかもしれないが、意外と熱が下がっている時が、体がだるかったりする。時間帯によって額が妙に冷たくなり、その時は熱は一時的に下がっているのだが、逆に低体温のような感じで、場合によっては立っているのも辛いような感じになるのである。


結局コロナの検査を受ける

2週間たっても症状が改善しないので、再び病院に行くことになった。前回より受け入れ態勢はさらに物々しくなり、できるだけ人に会わないように隔離され、誰もいない一室でしばらく待たされた。

その後、お医者さんの説明で色々なコロナウイルスに関する検査についての説明があり、PCR検査よりは時間が早く抗原検査と同じぐらいの精度がある別の検査を念のため受けましょうということになった。

検査の際には同意書にサインを求められた。もし陽性だったら、様々な情報を場合によっては公開しますので、了承してくださいというようなものだった。確かに万が一とはいえ陽性だったら、どんなことを聞かれるのだろうと、この辺から少々心配になってきた。


同意書の一部。結構物々しいことが書いてある。

PCRではないとはいえ、鼻の粘膜から検体を取るのは同じである。しばらくして完全防備をしたお医者さんがやってきて、結構な時間、例の細長い棒を鼻の中に突っ込んで、検体を取っていった。

その後、約1時間半、最初に通された誰もいない病室で待たされることになった。さすがにこのあたりでちょっと心配になり、何パーセントかは陽性が出る可能性を覚悟した。まず誰に知らせればいいのか。大学での今後の勤務はどうなるのか。こういう時は結構、最悪のことを考えるものである。「鳥取大学で初の感染者」という夕方のニュースの見出しを想像して、ちょっと怖くなった。


結局陰性だったが…

その日は授業も予定していた(!)ので、どうなることかと思ったが、何とか間に合う時間帯に結果が出た。結局「陰性」。あの緊張した一瞬はなんだったのか。まぁ、勝手に自分で緊張していただけだったのだが。とはいえちょっと安心した。

コロナでない(正確に言うと現時点でコロナであることは確認できない)ということは、まあよかったのかもしれないが、では逆に原因は何だということになる。今度はCTに尿検査さらに精度の高い血液検査も受けて(その日一日で医療費は1万円を超えた!!)その日は帰らされた。結果は来週の火曜日に出るそうだ。


二度の受診で医療費2万円越え!

まだよく分からない

正直、微熱が3週間近く続いた経験など、40年以上生きてきて一度もないので、かなり焦っているし、困ってもいる。また、さっきも書いたように、表向きはそれほどの症状でもないのだが、本人的には結構苦しいのである。在宅勤務とはいえ、正直言って、仕事も全然はかどっていない。今年はコロナでそれじゃなくても色々遅れているのに…

という訳で、いまもはっきり言ってよく分からない。いつまでこれが続くのかも判断ができない。ただ、かりにコロナでないにしても、こんなに自分の体調に自信がない状態だと、いつ熱が上がるかも分からない訳で、正直、人前に出るのも難しいなと個人的には感じている。

一応、これを書いたので、Twitterにはそろそろ戻ろうかとも思っているが、正直、ツイートを見たり書いたりする気力も実はあんまりなかったりする。そういう訳で、まだちょっと全快までは時間がかかりそうですが、ボチボチと復帰しますので、今後ともよろしくお願いします。


昨日作ったナポリタンがいい感じだったので最後に載せておきます。


 © 小笠原 拓 2015