鳥取がお世話になっている?あの動物の生態!(大倉菜恵)
公開日:2018年6月19日


我が家のウサギ やまだ(オス)

鳥取はウサギ推し?

いきなりで大変恐縮なのだが、この記事ではウサギの生態について書こうと思う。というのも、鳥取がお世話になっている(?)動物といえば・・・ウサギ(・x・)だと気づいてしまったからだ。

このことに気がついたのは、GW期間中に地元に帰省していた時のことである。「鳥取に関係あるネタでブログ記事を書いてみよう!」という先生からのリクエストに、「でももう地元に帰ってきてしまったしな〜。こうなったらGo〇gleに頼るしかないかな〜」と考えながら、ネタ探しをしていた。

しかし、なかなかいいネタは見つからず(だってここ出雲だし)、もうネタは諦めてある大型スーパーに入った時、食品売り場にあった山陰地方のお土産コーナーの中で、鳥取のお土産がウサギをデザインしたものばかりであることに気がついた。

「これで記事が書ける!」

そう、その時私は、おそらく自分にしか書けない、とっておきのあるネタを思いついたのだ…


鳥取のお土産はウサギまみれ!!

よくよく考えてみると、白兎海岸沿いの道の駅の名前が「神話の里 白うさぎ」であったり、白兎神社があったり、ピンクのウサギをプリントしたタクシーが走ってたりもする。

お土産物だけでなく、色々なところでとにかくうさぎが多用されているような気がしてきた。そこでとりあえずお土産コーナーで見つけた一部のお菓子を紹介しようと思う。

例えばこんな感じで↓


来た!ド定番!

1番有名なのではないかと予想されるド定番の鳥取土産である。並べられている数もこのお菓子が1番多かったと思う。そして絵にしても商品名にしてもウサギを全面に押し出してきている。中のお菓子の形までウサギだ。

次はコレ↓


大人っぽい!!

なんだかダンディーな(?)見た目のお菓子である。高級感もあり大人の女性に人気なんじゃないかと思っている。(個人の感想です。)そして、このダンディーな外箱の中央にも、しっかりセンターにウサギがプリントされている。

その次はこれ↓


さっきのとは全然違うポップな感じ。

これはまた先ほどのお菓子とは打って変わって、カラフルな見た目である。そしてこれもウサギがセンターにどーーーーーん!!!!

そろそろ飽きてきたと思うので、最後はこれ↓


出た!ザ・ファンシー!

かなり乙女な雰囲気の外見である。ウサギが2匹プリントされているハートの部分はくり抜かれているような感じでかなり凝っていると思う。縁結びで有名な白兎神社と繋がっているようなお菓子に見える。これを食べたらいいご縁があったりして・・・⁉⁉


ところで、「私にしか書けないネタ」とは…

以上のように、鳥取はウサギとタッグを組んで観光地や食べ物を盛り上げていると思う。

えっ、そんなことお前に言われなくても知ってるって?確かに。鳥取県民にとっては(この記事をどの地域の人が読むかは分からないけど)当然の話である。実はここまでは壮大な前フリなのだ…

というのも、こんなによく見かけるウサギのことを、皆さんはどのくらい知っているのだろうか。例えば、「ウサギは1匹にすると寂しくて死ぬ」とか、「にんじんしか食べないのか」とか、「ウサギの口元ってどんな感じなの?ミッ〇ィーみたいに×なのか?」などなど。結構、知っているようでよく知らないことはないだろうか?

そこで今回は、実際に私がうさぎを飼っていた経験から(ココ重要!)、本当のうさぎとはどんなものなのか少し紹介しようと思う。

という前フリで、大好きな実家のウサギについて、思う存分語る権利を得たのだった。さぁ、語るぞーー!


ウサギ推しの鳥取県民とウサギについて語りたい!

まずはうちのウサギの紹介から・・・(・x・)


正面から見てもカワイイ!(ウサギへの思いはキャプションに込めます。)

名前は「やまだ」。8歳のオスである。種類はロップイヤーというもので、たれ耳なのが特徴だ。このウサギに対する私の思いを書き始めると、記事が途方もない長さになる可能性があるので、ウサギへの思いはキャプションにとどめて、ウサギの生態について語っていくことにする。

まず、ウサギは1匹にすると寂しくて死ぬという話をよく聞くが、それは嘘である。


実家に帰るたびに癒されてます…

確かに寂しがりやではあるが、仕事や学校で家に人がいなくても、日中は自分で寝ている。家に人が帰ってくると、喜んでジャンプをしたり人の周りをくるくる回ったりして歓迎してくれる人懐っこい動物だ。

上の写真のような感じで「撫でて!」と詰め寄ってくることもよくある。


もっと知って欲しい!ウサギの真実の姿

つぎに、ウサギはにんじんしか食べないという話、あれも嘘である。

うすうす気づく方もおられると思うが、ちゃんとうさぎ用のフードがペットショップに売れている。さらに、野菜はにんじんだけでなく、キャベツ、なすび、セロリ、トマトのヘタ、よもぎやシロツメクサ(クローバー)、ホトケノザといった野草も食べる。案外種類豊富に食べることができる。ただし好き嫌いがあるのと、ネギ類は与えてはいけないことに注意が必要である。

また、ウサギの寝方もあまり知られていない気がするので紹介すると・・・。


寝ている姿にも癒される…

一瞬「え⁉死んでる⁉」と勘違いしてしまうような、飼い主の心臓には悪い寝方をするときがある。思いっきり横向きに倒れて寝ているのだ。

こんなのもある。↓


このままゆるキャラになってしまいそうなカワイさ(個人の感想です)

あごまで全部床にくっつけて寝るときもある。このときは何をやってもほとんど起きないので、1番撫でやすい体勢でもある。

最後に、ウサギの口元について紹介する。飼い主でもないと、ウサギの口元まで凝視することはあまりないかもしれないが…

ウサギ(鼻)
口だけでも十分にカワイイ…(これで最後なので許して下さい)

実はよく見ると、このようにひげがたくさん生えている。

数えてみると、一本の毛穴から3~5本生えていた。ウサギは基本は鼻呼吸(口呼吸の機能はほとんどない。)なので、鼻は常にぴくぴく動いている。

また、よくウサギは前歯2本を強調して表されているが、ものすごく小さい歯が裏側に生えている。人間ではとても噛み切れないような繊維質のものも、いとも簡単に噛み切ってもぐもぐ食べている(食べている姿も大好きです。あっ、感情が本文に溢れ出てしまった…)。


最後に…

分かっていただけただろうか。

このように、ウサギには知られざる魅力がたくさんある。この記事を読んで、「私もウサギを飼ってみたいな」と思う人が一人でも増えれば、筆者としては、これ以上の喜びはない。ぜひ、皆さんもウサギと触れ合って、思う存分に癒されて欲しい。

ちなみに、普段から、このようなウサギ知識をみんなに知ってもらいたいと思い、友人にもよく話そうとするのだが、この思いを受け止めてくれる人になかなか巡り会えない。これを機に、白兎神社へもっと通う必要があるのかもしれない。

何れにしても、大好きなウサギについて十分に語ることができて、大変に満足した。

以上、鳥取がお世話になっている(?)動物の生態でした!


 © 小笠原 拓 2015