大スクープ!湯梨浜で恐竜発見!!(小笠原拓)
公開日:2017年5月31日


あっ、あれは?!

鳥取というところは…

鳥取というところは本当に底知れないというか、ある意味、本当に怖い場所である。

4月と5月は週末に色々と予定があって、なかなかのんびりと過ごすことができなかったが、先日、久しぶりに時間ができたので、鳥取県の中部・湯梨浜町の方までドライブに出かけた。

目的地に少し早く到着しそうになったので、ふと遠回りをして、以前から気になっていた公園に休憩がてら立ち寄ってみた。そこで、恐るべき事態に遭遇してしまったのだ。

まさか、山奥の公園に恐竜がいるとは…


とりあえず証拠写真を見てほしい!

とはいえ、いきなり恐竜なんて言っても、誰も信じてくれないのは私だって分かっている。だから、撮れる限りの証拠写真を撮影してきたので、とりあえず見てほしい。文句を言うのはそれからでも遅くはないだろう。


見よ、この大迫力!!

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後ろから、そっと近づいて…


獲物を狙う目が鋭く光る!撮影も命懸け?

とりあえず、大きさにして数メートルから、10メートル近くあるだろうか。随分前に映画館で見た『ジュラシック・パーク』のワンシーンのようだ。しかし、あれは言うまでもなくCGで、コンピュータで作った映像に過ぎないが、こちらは、完全なる実物。迫力が違う。

興奮で、シャッターを押す指にも自然と力が入る。別に、用意していた訳ではないが、たまたま家から例の「いいカメラ」を持ってきていて良かった。シャッターチャンスが無数にあるかのようだ。

こうなったら、行く所まで行くしかないのかもしれない。恐怖におののきつつ、カメラを片手に公園の向こうにあると言う「冒険の森」にも足を踏み入れることにした。


恐竜の森の行き着く果てには…

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いきなりの強烈なお出迎え!危ない!!

先ほどの恐竜は公園の中でも見晴らしの良い高台にいたのだが、その奥にある森の中に入ると、さらに次から次へと多くの恐竜に遭遇した。こうなったら、気分はもう「川口浩探検隊」(若い人は知らないだろうな〜)である。勇気を振り絞って、先に進むしかない。


気付かれないように、向こうを向いている隙に撮る!

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始祖鳥を襲う恐竜!弱肉強食の世界だ…

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卵を見守る?小型の恐竜。孵化するのを見届けているのだろうか?

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一転して、超大型の恐竜。油断することはできない。

これだけ証拠を見てもらえれば、もう分かってもらえただろう。恐らく、これまで発見が遅れたのは、この公園が鳥取唯一と言っていい幹線道路である国道9号線から、やや離れた場所にあり、多くの人が気になりつつも通り過ぎてしまったからに違いない。

私が行った当日も、来ているのは子ども連れの家族が2〜3組いた程度であり、あとは隣接するグランドゴルフ場に数名のお年寄りがいたぐらいであった。(彼らはなぜ、怖がらないのだろう?地元の人だから慣れているのだろうか。)

実は、恐竜は公園の外にまで降りて来ているものもいて、ちょっと心配になったぐらいだ。それでも大きなニュースにならなかったのは、何故だろう?地元の人が騒ぎになるのを避けるために、口裏を合わせているのかもしれない。それとも、さらに恐ろしい秘密が隠されているのだろうか…

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公園の敷地外に出て行く恐竜たち。突然、街中に現れても不思議はない…


終わりに…

一体、何のためにこんなに多くの恐竜が放し飼いになっているのか?誰がどのようにこれらの恐竜を管理しているのか、謎は深まるばかりであるが、今回はこれ以上のことは分からなかった。

ひょっとしたら、新たな外国人観光客目当てのビッグビジネスとして、「リアル・ジュラシック・パーク」の建設が鳥取を拠点として進みつつあるのかもしれない。

ただ、ちょっと気になるのは、こんなに恐竜に接近して撮影を行なったにも関わらず、恐竜たちがほとんど私に気付いた様子がなかったことである。そういえば、ほとんど動いてなかったような気も…

これもまた、新たな謎と言えるのかもしれない。気になる人は是非、湯梨浜町にある「グランドゴルフのふる里公園・潮風の丘とまり」を訪れて、真相を確かめてほしい。

※補足(ライターより一言)
詳しく書くと野暮になるので、これ以上言いませんが、世の中には冗談というものがあります。そのあたりをご了承頂いて微笑ましい記事としてお読み下さいませ(笑)

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顔だけ見ると、恐竜は意外とカワイイ!



 © 小笠原 拓 2015