だんだん鳥取に見えてくる???
私はなぜカナダにいるのか?ーというか私は誰?ー
2017年3月某日、小笠原先生から、鳥取に関連してふざける記事?を書いてみないかとお誘いを受け、書きま〜す♪と勢いよく返事はしたものの、いざ書いてみるとなると生まれ持ったまじめな性格がじゃまをして、何から書いていいのやら…迷いに迷いました。
という訳で、詳しい自己紹介はコチラにするとして、諸々すっ飛ばして簡単に説明すると、現在、私こと橋本茉林は、日本からおよそ7,600kmを飛行機でひとっ飛び、太平洋を越えた先にあるカナダの西部、ブリティッシュコロンビア州の「ケロウナ市」という田舎に暮らしながら、現地カナダ留学支援エージェントいう仕事をしています。
当然左側が私、右はみんな大好き?鳥大のマスコット「とりりん」
それにしても、二十数年間鳥取から1度も外に出て暮らしたことがなかった私が、まさかカナダで暮らすことになろうとは…。人生どうなるかわからんものですね。それはさておき、なぜ、今私はカナダで暮らしているのか。その理由は、大学在学中にカナダで単身語学留学を経験したことがきっかけでした。
「留学で人生が変わりました。」とはまあよく聞くフレーズですが、まさにそれを体験(中)。カナダに来て留学を経験し、「あっ、ここなら住めるかも」と感じたことがきっかけだったかもしれません。カナダと日本、遠く離れた国ですが、カナダは、生活水準や国民性など日本と似ている部分と全く違う部分が相まって、「あ~なんとなく居心地がいいなあ~楽だなあ~」と感じられる不思議な国だと思います。
と、いうわけで。前置きが長くなってしまいましたが、私が現在住んでいるここケロウナ市は、先にも述べたように田舎なわけで、長く鳥取で田舎生活を送っていた私にとってはとても暮らしやすい場所なのです!今回は、そんなふるさと日本の鳥取市と現住所カナダ・ケロウナ市の「似とるなあ~」って思うところを、私の独断と偏見をたっぷり詰め込んでご紹介したいと思います♪
カナダの文化や留学について紹介するイベントも行ってます!これは3月末日、鳥取市内のブックカフェホンバコでの「カナダの文化&留学紹介」イベントの様子。
ところでケロウナってどこ?
ここで突然ですが、クイズです。じゃじゃんっ!「カナダはどこにある国でしょう?」
なんて、さすがに大学生の皆さん(だけじゃないか?)に対して失礼な質問ですね(反省)。ただ、意外とカナダという国のことを知らない人も多い様に思います。数年前の私もカナダって北の方?メープルシロップ?程度でした。という訳で、正解はこちらっ!
ここです!
カナダはアメリカ合衆国に挟まれた北米に位置しており、なんとロシアに次いで世界で第2位の面積を誇る国です。西端から東端までで時差も4時間あるくらい、と!に!か!く!広い国!!!
旧地域文化学科(現国際地域文化コース)のケイツ先生、ギンナン先生の出身国でもあります。ちなみに北部は人が住みにくいほど寒過ぎるので、人口のほとんどはアメリカとの国境に集中しています。
東京羽田または成田、関西空港からの直行便もあって移動が便利
私の留学先だったバンクーバーとケロウナは、日本から1番近い西部のブリティッシュコロンビア州に位置しています。直通の飛行機で東京~バンクーバー間が約9時間。寒いイメージの強いカナダですが、これだけ広い国だと地域によって気候も大きく異なります。
この西部はカナダの中では比較的温暖な気候の地域で、バンクーバーもケロウナも1年を通して快適に過ごすことができます(身をもって実証済み)。バンクーバーから車で4時間、飛行機で1時間東の内陸へ移動すると、いよいよ私の住むケロウナに到着です!
知る人ぞ知る、徐々に人気が高まりつつある地方都市「ケロウナ」
ようこそケロウナへ!
ケロウナがどこらへんにある場所なのか、なんとなくお分かりいただけたところで…鳥取とケロウナの「似とるなあ~」スタート!
「似とるなあ~」その① 「湖」がある…?!
ケロウナを初めて知った時に最初に気づいたのが、南北に長くのびる…川?かと思いきや、実はこれ、湖です。
ハリーポッターに出て来た湖みたいな感じです!!(興奮)
オーカナガーン湖(オカナガン湖でも可)と呼ばれる大きな湖。この湖の周囲はオカナガン渓谷と呼ばれ、湖を取り囲むようにたくさんの町が点在しています。オカナガン湖の南北の長さは135㎞に及び、…って言われてもどのくらいかぴんと来なかったので、調べてみました。
例えば、鳥取県の東西の長さは125.41㎞。なんと鳥取県よりも長い湖らしいです。ただし、オカナガン湖の“東西”の長さはどこをとっても5㎞くらいしかないので、面積としてはオカナガン湖351平方㎞、鳥取県3,507.13平方㎞と、鳥取県の圧勝。ほっとしました(笑)
透き通っていて無臭、もちろん海(?)水浴可♪夏は22時ごろまで明るいので、夜ごはん後泳ぎに来る家族も
そういえば、「湖」と聞いて鳥取市と「似とる」とこといえば…(言い忘れてましたが、「似てる」を鳥取人は「似とる」と言います)?
こっこれは…!みっ…みずう……
我らが湖山池。池…池かあ…。鳥取にもケロウナにも湖があるって言えたらよかったのに惜しいなあ…よし、こうなったら湖山の「こ」の漢字が「湖」ってことで、もうそれで「どっちにも湖がある」ってことにしてなんとか似とることに…!とかなんとか狡い手を考えつつ、なんとなく湖山池の英語名を調べてみました…
するとなんと!!そこには池を表す「Pond」ではなく、間違いなく「Lake」の文字が!!!!!!!
我らがLake Koyama
湖山池がLakeだったなんて知らなかった…。どうやら辞書によると、Pond:池、沼、貯水池、泉水、Poolより大きくLakeより小さいもの/Lake:湖、(公園などの)池という意味の違いがあるそうです。
湖山池は公園の池だからLakeなのかなあ?「池」と付く湖沼の中では日本最大の広さ(これはホント。但し日本一になるために池と名乗っている疑惑アリ??)みたいだし、大きさ的には湖級だからかなあ?
まあとにかく初っ端からすでに強引ですみません。これに関して異論があれば、鳥取にもケロウナにも「大きな水たまりがある」くらいに速やかに訂正致しますので、ご遠慮なくお知らせください(笑)
突然ですが、お知らせです…
ようやく鳥取とケロウナの共通点を強引に一つ見つけたところなのですが、何と、ここまでの文字数が約2500字!確か、小笠原先生から頂いた記事作成の「手引き」には1200字〜2400字程度って書いてなかったっけ?
実はこれでも、当初予定していたものより随分削ってもらっていたはずなのにこの長さ!しかも、まだまだ書きたいことは半分以上残ってるのに〜!!!(編集部注:実は元の原稿には大変魅力的なギャグが様々な場所に散りばめられていたのですが、字数の関係で泣く泣くカットしました。)
どうしよう。そういえば、以前、小笠原先生の授業でカナダの紹介をさせてもらった時も、随分と所定の時間をオーバーして喋ってしまったことがあったような、なかったような…。
という訳で、カナダの大きさに免じてここはお許しいただくとして、残りは後編(近日公開予定)に続くということにしたいと思います。(皆様ついてきて下さいね。)
次回の記事ではケロウナのゆるキャラも紹介しますよ!